格安スマホが一般的になった現代に置いて、所謂三大キャリアを必ずしも使う必要はなくなった。しかし、仕事の関係で三大キャリアから、どうしても離れることのできない者も一定数存在する。家族割サービスなんかで、自分だけ抜けられないなんて者もいるだろう。
今回は、三大キャリア縛りの中で、格安で買えるスマートフォン。SamsungのGalaxy A20について紹介していく。
基本スペック
OS Android 9 Pie
CPU Exynos 7884B
AnTuTu 約110000
RAM 3GB
ROM 32GB
画面 5.8インチ
解像度 720×1560
カメラ イン500万 アウト800万画素
バッテリー 3000mAh
寸法 150×71×8.1mm
重量 151.6g
■OSはAndroid 9 Pie
流石に10を搭載はしていないものの、Android 9も十分新しいOS。しばらくはOSが古くてアプリが対応していません、といったトラブルは避けられるだろう。
■CPUはExynos 7884B
Samsung独自のCPUを内蔵している。スコア的にはSnapdragon 450くらいが近いだろうか。AnTuTuスコアも約110000弱はでているので、決して高性能ではないがゲームをしないなら問題ない性能と言えるだろう。
■RAMは3GB、ROMは32GB
少しもの足りない印象。あまりぽこじゃかアプリを同時起動していると落ちてしまうかも。たまにタスクキルしてあげれば問題ないだろう。ROMに関してはmicroSDで拡張できるので心配ない。
■画面 5.8インチは解像度は720×1560
インチサイズはまあ一般的。しかし解像度は正直低めと言わざる得ない。ただ解像度を低くすることでCPU内のGPUの負担を下げる働きがあるので、結果的に処理能力が上がると考えると悪い事ばかりではない。
そもそもスマホの小さな画面であれば、HD画質ほどあればさほど気にならないだろう。
■インカメラ500万画素 アウトカメラ800万画素
そもそもシングルレンズのカメラに高性能を求めるのは間違い。ただ静止画に関してはSamsungがソフトウェア面で頑張っているので、思っていたよりはマシ。それでもデュアルトリプルカメラには勝ち目がない。
動画に関しては手ブレ補正が良くないため、歩きながらの撮影だと画面酔いしかねない。
■バッテリーは3000mAh
そこそこ大きめのバッテリーを搭載しているので、日常使用程度なら余裕で1日以上は持ってくれる筈。
■サイズ感と重量
サイズ感はインチ相応。小さくはないが大きくもないので、ポケットに入れるのに困ることはない。重量に関してはiPhone11なんかと比べると軽いので、重くて疲れるなんて事もない。
その他の特徴
■生体認証は顔認証のみ
何故指紋認証ではなく顔認証を採用してしまったのかが残念でならない。マスクも駄目、暗闇も駄目、しまいにゃ厚化粧も駄目。使い勝手は良いとは言えない。
■FeliCa対応
格安海外製スマホでは対応機種が少ないため、これは大きなメリットになりうる。キャッシュレス化の時代の波に乗り遅れる心配がない。
■防水防塵に対応
これも格安海外スマホでは意外と対応機種が少なかったりする。流石に完全防水ではないものの、少しの雨くらいなら心配せず使用できるだろう。
■スピーカーがモノラル
流石にスマホのスピーカーで音楽を聴く者は少ないと思うが、モノラルなので臨場感はない。あくまで通話用のスピーカーという事だろう。
■筐体が安っぽい
プラスチック感全開なので、とにかく見た目が安っぽい。見た目を気にするならば、透明ではないケースを別途購入しよう。
総評
いろいろと残念感はあるものの、ゲームをしないでYoutubeやネットを見るくらいなら全然問題なくできるスペックはある。カメラも静止画だけなら普通に使えるレベルなので、堂々とSNSに投稿してもらって構わない。
しかし、もう1~2万円程度だせば、より高性能なA30が存在するのが悩ましい。安さを取るか、より高コスパを取るかは自身の使用用途で判断して欲しい。