今回紹介していくのは、Amazonベーシックから販売されているゲーミングマウスだ。高品質のモノを低価格で提供することを目的としているだけあって、このマウスも非常に素晴らしいものになっている。
基本スペック
接続 有線
センサー レーザー式
ボタン数 6
dpi 200~3200
ポーリングレート 1000Hz
重量 99g
有線接続
ゲーミングだし値段が値段なので安定の有線接続。しかし、この値段でも編み込み式だし、特に硬いと言った事もない。
■センサーはレーザー式
まぁ普通の不可視光レーザー式のセンサーである。ゲームで使用する分にも問題ない精度で操作可能である。
■ボタン数は6個
ボタン数もオーソドックスに6個。そこそこ大きめのサイドボタンを採用しているので推し心地も良い。スイッチは信頼と安心のオムロン社製なので、安物でも早期損壊の心配はない。
■dpiは200~3200まで対応
ローセンシなら問題ない最低dpiを持つ。ハイセンシでも3200あるので、まぁ許容範囲の最高dpiである。
■ポーリングレートは1000Hzまで
ボーリングレートも手抜きせずに1000Hzまで対応。安物でもちゃんと500Hzにも切替可能なので新旧問わずゲームに合った設定で遊べる。
■重量は99g
ケーブル含めて99g。平均程度の重量に仕上がっている。特別重くも軽くもない。
その他の特徴
■ソフトウェアあり
さすがAmazonだけあって、専用ソフトも用意されている。Logicoolなどの大手と比べると流石に見劣りするものの、マクロもキー設定も可能なので困ることはなさそうだ。
■プロファイル機能
プロファイル機能も備わっており、6つ使い分けることができる。LEDで色分けできるので、ひと目見てなんの設定を使っているか判別可能となる。
■IE3.0クローン?
IE3.0やDeathAdderを踏襲した形状になっているので、握り心地も悪くない。サイドに貼り付けられたラバーマットは、加水分解もあるので良し悪しが別れるものの、グリップが効いて操作性は向上する。
■見た目もしっかりしている
安物特有の光沢感や、バリの残しなどは一切なく、普通のメーカーがきちんと作ったような工作精度の高さだ。LEDもそこまで主張する感じではないので、安物感は感じられない。
総評
ゲーミングブランドですらない、Amazonベーシック製のこのマウスであるが、その性能は2000円以下とは思えない。ソフトウェア面では若干の微妙さが残るものの、それでも最低限の事は可能なクオリティだ。
日本だとあまり知名度がないらしく全然売れていないが、米Amazonではかなり売れているらしく、レビュー数も100を超えている。もちろんAmazon製造なのでサクラはいない。
下手な中華製マウスを買うくらいなら、保証もしっかりしているので、ゲーミング用途でなくともこれを買うのをおすすめする。