今回紹介していくのは、VicTsingから販売されているゲーミングマウス、X9だ。FPSに特化した作りになっているものの、いかにもな散臭い中華製マウスなのは否めないが、最低限求められるスペックは満たしているので紹介していく。
基本スペック
接続 有線
センサー レーザー式
ボタン数 10
dpi 200~12000
ポーリングレート 1000Hz
重量 148g
有線接続
よくある編み込みされた普通のケーブル。しかし結構固めなため、ガチで使うならばマウスバンジーは必須である。
■センサーはレーザー式
ごくごく普通のレーザー式センサー。有名メーカー製品と比べるのは酷だが、普通に遊べる。
■ボタン数は10個
FPSに特化した作りになっており、dpi固定ボタンとクリック連打ボタンがついている。それ以外はオーソドックスなボタン配置になっている。
■dpiは200~12000まで対応
FPS向けなので、当然dpiも低く設定可能。dpi固定ボタンのおかげでハイセンシとローセンシを逐一入れ替え可能。
■ポーリングレートは1000Hzまで
安物でもちゃんと500、1000Hzと選択可能。ソフトウェアで変更可能であるが、胡散臭い中華ソフト入れたくないなら無視しても良い。
■重量は些か重め
FPSでの狙撃安定を重視しているのか結構重め。重りの変更で軽くもできるが、もともとが重いので正直そこまで変化を感じなかった。必要のない機能だった。
その他の特徴
■ソフトウェアあり
胡散臭いソフトウェアが付いてくるが、正直初期設定で十分な気もする。素で使って挙動がおかしくならない限りは、導入は見送った方が無難かも。
■作り込みは値段相応
値段相応かソレ以下の見た目かも。とにかくLEDがクドい。オフにして使うのが最適解か。触り心地は日本製のマウスと比べると結構残念かも。
■形状はオーソドックス
フォルムはIE3.0に近い感じ。指置きが追加されているくらいの差。それゆえ、握り心地は担保されている。サイドボタンが若干細いのが気になるものの。操作に支障をきたすようなものではない。
総評
FPS特化ということで面白い機能が追加されているものの、見た目はちゃちさというか安っぽさを感じずには居られない。ソフトもあまり使いやすいとはいえないし、当然のように日本語に対応していない。
機能面もカタログスペックだけなら問題ないのだが、いかんせんケーブルの硬さが結構な問題。マウスバンジーさえあればコスパの良いマウスといえる。