他ボタンマウスで最強のマウスと言えば、間違いなく上がってくるであろう機種がLogicoolのG600です。この機種は20個の変更可能ばボタンを搭載し、それらを専用ソフトウェアで制御する事で、抜群のり弁性を誇っています。
基本スペック
接続 有線
センサー レーザー式
ボタン数 20
dpi 200~8200
ポーリングレート 1000Hz
重量 166.5g
有線接続
編み込み式のケーブルを採用しています。特に硬いということもないので、しばらく使っていれば馴染んでくるでしょう。ただケーブルの根本のガードは小さいので、荒っぽい使い方をすれば断線の可能性はあります。
センサーはレーザー式
レーザーセンサーではあるが、最近でたHEROセンサーというわけではないので反応速度は普通くらいでしかないです。
■ボタン数は6個
MMOマウスらしく、圧倒的なボタン数。これらを自由に設定できるので、MMOゲームだけでなく、作業用マウスとしても非常に優秀です。オンボードメモリにデータを保存しておけば、専用ソフトウェアなしでもそれらの設定を反映した状態で操作可能です。
dpiは200~8200
MMOマウスの割にはdpiは幅広く設定できます。この数値であればFPSでも使えないこともないですが、センサーや形状の問題もあるので通常のものと比べれば劣るでしょう。
ポーリングレートは1000Hz
無駄に1000Hzのポーリングレートに対応しています。この手のマウスとしては500もあれば十分ですが、せっかく高めのポーリングレートに設定してくれているので感謝感激です。
重量は166.5g
ボタン数は多いし大型マウスなので、重量は結構な重さがあります。 あまり長時間の使用は腱鞘炎の理由になりかねません。Logicool脅威の技術力でもう少し軽量化して欲しいですね。
その他の特徴
Logicoolのゲーミングソフトウェアが使える
GHBがない時代の機種なので、ソフトウェアはロジクールゲーミングソフトウェアを推奨します。
テキストボックス機能で定型文を記録しておくことで、プログラミングや文書作成に便利になります。マクロやプログラムのショートカットも設定できるので、その辺のMMOマウスとは格の違う使い勝手の良さがあります。
RGBLED搭載
サイドボタンがの文字部分が光る、派手ではない程度のLEDライティングが設定可能です。あまりゲーミングらしくないレベルですが、上品な輝きはある種高級感を醸し出してくれます。
かぶせ持ち一択
サイズが大きいのでつまみ持ちの人には向いていません。というよりも大抵の多ボタンMMOマウスはかぶせ持ちを前提としたサイズになっているので、つまみ持ちしかしたくない人は回れ右です。ただ、作業用としては本当に優秀なマウスなので、食わず嫌いせずに試してほしいですね。
並行輸入品が安い
タイトルの5000円以下というのは、並行輸入品の話です。並行輸入品は国外で販売されていて物価の安い地域で安く購入したものを、改めて日本で販売しているものです。形式的には中古扱いなので、保証が受けられなくなるデメリットがあります。
国内正規品は二年間保証がついていますが、お値段は8000円弱と中々高いです。保証が違うだけで性能は同じなので、安さを取るか保証を取るかはお財布と相談してみると良いでしょう。
総評
作業用マウスとしては高い評価を得ているゲーミングマウスです。ボタン数も多く握り心地も悪くないので、作業用としては優秀です。
一応疲れないようにデザインされているものの、重さがあるのでまったく疲れないかと言われれば微妙です。長時間使用していれば普通に腱鞘炎になりかねないので、過度な期待はしないほうがよいでしょう。
ロジクールゲーミングソフトウェアでは問題ないですが、今リリースされているGHUBだと割り当てできない項目が多くあります。ソフトウェアインストール時にはかならず前者を入れるようにしてください。