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今ペイ系のサービスに大金を突っ込むの危険である【コラム】

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日本がキャッシュレス決算化をすすめる中、〇〇ペイなる決算方法が増えてきました。クレジットカードよりも敷居が低いためか、個人経営のお店でもちらほら導入しているお店を見かけます。

物によっては、クレジットカードや銀行口座がなくとも現金でチャージ可能なのですし、この決算方法はお財布携帯とは別物なので、海外製のスマホを使っている人でも使えます。それ故、アプリさえ用意すればどんな人でも機種問わず使える大変汎用性の高いサービスです。ですが知っていますか? 今大金をぶっこむのは、かなりリスキーな一手であるということを。

スマホを紛失した場合えらいことになる

ご年配の方に特に多いのですが、いちいちロックがかかるのが面倒くさいからと、スマホをロック無しで使用している人もいます。そんな人間が〇〇ペイ系アプリの入ったスマホを落とすと、大変な事になりますよ。

金が密接に絡む以上、スマホやアプリのロック機能を義務付けるなどの法整備が必須であると思いますが、IT後進国の日本ではそんな法は存在しません。

勝手にチャージされてしまう

〇〇ペイをクレカや銀行に紐付けている場合、勝手にチャージされてしまう危険性があります。高額になってくれば暗証番号でストップが入る可能性もありますが。それでも勝手にクレジットカードや銀行口座まで手を付けられるのは危険ですね。

 

勝手に買い物・送金される

チャージがストップしたとしても、残高はそのままです。なら空になるまで使い切ってしまえばいいと悪人は考えるでしょう。また、ものによっては別のアカウントに送金できるものもあるので、根こそぎ奪い取られるまであります。

 

補償は決して良くない

現状の法整備では、利用者を手厚く守ることは出来ていません。運営会社側の過失であれば補償の対象となりますが、利用者起因のものとなると補償が受けられない会社が多いです。

自己責任なんだから当たり前と言われればそれまでですが、百万円チャージしたスマホを落として残高が消失したなんて言われてて、あなたは納得できますか?

 

本人が死亡時、残高が消失する

遺産として引き継げない可能性がある

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すべてのものがそうではありませんが、ペイ系アプリの中には契約者が死亡したら、すべての残高が消失するものがあります。一身契約なので、契約者以外が引き落とすことが原則できないからです。

人によっては数十万円から百万円以上もチャージされているのに、遺産として引き落とせないとなるととんでもない損失です。

 

手続きが面倒

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とはいえ、運営会社側も決して鬼畜生ではない。きちんと説明すればその残高を引き継がせてくれる会社だって存在します。ただそれらも本人の身分証明だったり遺族であることの証明だったり、多くの書類手続きなど、かなり面倒な自体になることは明白です。その後場合によっては、遺産相続手続きまで発生してくるので遺族側の負担は大きなものとなるでしょう。

 

総評

現状のサービスや法整備で、大金を突っ込んでおくのは危険です。そもそも導入が始まったばかりのサービスで、不具合が起きるのは当たり前の事ですし。何より利用者側の心構えがまるでなっていません。未だにスマホにロックはかけないし、アプリロックは1111とかなど馬鹿丸出しなのが多くいます。

しかし、いつまでもこのまま、ということはないです。サービスも法も変わっていくものなので、時代にあったものへ改良されていくでしょう。利用者側の事はなんともいえませんが。

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現状キャッシュレス決算に手を出すなら、ICカードをおすすめします。現金でチャージできますし、〇〇ペイと比べれば加入店は減りますが支払いもスムーズです。

 

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