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本当はガチャ規制をしたいだけだった香川県

 

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現在未成年たちの自由などないとばかりネット規制条例案を勧めている香川県ゲームとネット、合わせて一時間。午後9時以降はそれ自体が禁止と、今の時代には中々に無理がある条例案です。このブログでも一度記事に取り上げましたが、実は、もともとここまで厳しくするつもりは無かったんだとか。

本来はどういう考えだったのか

香川県の議員、高田よしのり先生のブログによると、スマホで現在流行しているゲームのガチャを規制したかっただけのようです。

実際こういったガチャの問題は結構深刻になっていて、子供が親のクレカを勝手に尊くして何十万も課金したとか、大人でも夫婦の老後の積立資金を注ぎ込んでしまったとか、そういった話はありふれたものになってしまっています。

大人であれば個人の責任で住みますが、子供はそういうわけにはいきません。実際、子供に売る場合は売る側にも責任があります。だから高田先生は、ガチャ規制案としてこの条例案を打ち出したようです。

 

目的よりも遥かに厳しくなっている件

始めの条例案ではオンラインゲームの課金システムなど、依存症を進行させ子供の福祉を阻害するものの規制だったそうです。この条例案であれば、確かに元の目的と合致しています。

しかしこれに待ったをかけたのは朝日新聞。これは民間企業に公権力の踏み込みだと批判記事を掲載したのです。確かにゲーム関連の会社に対する規制ではありますが、そもそもゲーム会社のガチャが原因でこの条例案が上がったのに、そこに規制をかけねばどこにかけろというのか。マスゴミはマジでロクな事しねーなオイ。

その結果もっとマクロに規制をかけるしかないという判断になり、こういった厳しすぎる規制に繋がったのですね。

 

フィルタリングだけでは意味がなかった

現在の法律と条例には、子供のスマホにはフィルタリングをかけることが義務付けられています。18歳未満の子供のスマホにフィルタリングをかけない場合、その理由を明記しなければなりません。

ですので大抵の子供のスマホは、ゲームやネットが本来規制される筈ですが、実は結構抜け穴があります。他アプリで起動中のフィルタリングアプリを無効したりなど、少し検索をかければそういった情報がすぐに見つかります。

また、そもそも親世代がスマホについて良くわかっていない事も多く、子供に知識量で敗北し裏をかかれる事も多いです。

 

総評

この香川県条例案の始まりは、あくまで子供を守りたいという純粋で当たり前の思いからのものでした。しかし、具体的にソーシャルゲームそのものを規制してしまうと、マスゴミが騒ぐしゲーム企業からも苦情が殺到するので、ここまで大規模にせざる得なかったというのが真相なようです。

実際ガチャ依存というのは深刻で、私のまわりにも給料の殆どをガチャにつぎ込み貯金0という者も何人かいます。彼らは大人だから自己責任ですが、子供の内からそんな依存症患者を量産するのは許されない事です。

もうこれは国が動いて、未成年からガチャ課金で金をむしり取ってはいけないという法律を作るしかないのではと思います。

 

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