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OPPOの特許侵害訴訟で起こるデメリット

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2020年1月30日、SHARPOPPOジャパンに対しスマートフォンの通信技術に対する特許権を侵害しているとして、訴訟を起こしました。

OPPOといえばコスパの高いスマートフォンを世に送り出している、優良なスマートフォンメーカーとして有名になってきましたが、今回このような事になって非常に残念に思います。

OPPOスマートフォンが市場が消える?

現在SHARPOPPOジャパンに対し、特許権を侵害しているとされるスマートフォンの販売の差し止めを要求しています。

相手がOPPOジャパンというのがミソで、中国OPPOに対する訴訟ではない為、本部を叩くよりも難易度が低いかつ、確実に、比較的早めに日本におけるスマートフォン販売を差し止められるのです。

 

OPPO端末を販売する格安SIM会社は多い

確かにOPPO特許権を侵害していたのは事実ですが、そのスマホの性能が高かった事も事実です。価格と性能のバランスの取れた端末は人気だったからこそ、格安SIM会社の多くに採用されて販売されてきました。

対応バンドも広く、au系のバンドに対応している端末も存在していたため、 影響力はかなりあります。そんなスマートフォンが根こそぎ消え去ることになれば、各格安SIM会社にとっても痛手です。魅力的な端末もまた、顧客を引き寄せる材料なのですから。

 

嘆きの声を上げる消費者たち

HUAWEIZTEに引き続き、またしても日本の市場から中華スマホメーカーが姿を消そうとしています。前者二つは経済戦争に巻き込まれた形で、OPPOは自業自得なので毛色が少し違いますが。

確かにいわくつきのメーカーとはなりましたが、正直特許権の侵害なんて一般消費者にはどうでもいい要素です。データを中国に流していた噂のあるLenovoだって許されているのだから、その内OPPOも許されるでしょう。

しかし今現在の日本政府は、アメリカへの忖度もあって中華スマホには厳しい姿勢をとっています。このままOPPOも日本市場から撤退、なんてことになりかねないです。

そうなってくると困るのはやはり我々一般消費者Appleか国産のコスパの悪いスマホを買わなければならなくなるので、またしても貧困化が進みますね。

 

SHARPを攻めるのは間違いだ

だからといって訴訟を起こしたSHARPを攻めるのは間違いですSHARPはあくまで特許を侵害された被害者側なので、当然の権利を行使したに過ぎません。あくまで今回の件で悪いのはOPPO。ここを間違えては行けません。

 

総評

コスパの良いスマートフォンが市場から消えて、今後ますます選択肢を失う我々一般消費者。こうなってくると参戦予定のXiaomiが、どういったスマートフォンを販売してくるかに期待が集まります。

日本のスマホメーカー各社には、もう少し値段の面で勉強して欲しいです。性能も値段も中華メーカーに負け続けて、そんな端末を買うのは国産至上主義の人間だけですよ。

 

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