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Zagzog TWS-M3 完全ワイヤレスイヤホン 掲示板で話題となった高コスパ機

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今回紹介していくのは一時期某掲示板で話題になった、Zagzogの完全ワイヤレスイヤホン、TWS-M3です。見た目は割とチープですが、音質が値段の割には良いし、装着感もぼちぼちと、機能性だけを見るならば中々に良好な機種です。

 

基本スペック

Bluetooth 5.0

コーデック SBC AAC

音質傾向 低音若干弱め

連続再生時間 6時間

転送距離 10m

ボタン タッチ式

防水性能 IPX7

Bluetooth 5.0

Bluetoothは5.0を採用しています。チップセットは不明なものの、接続強度はそれなりの良好。10m以内であれば、障害物さえなければ問題なく再生できます。

ペアリング時に片耳しか繋がらない不具合が散見していますが、そういうときは一度イヤホンをケースにしまってから、スマホやパソコンの接続機器一覧からM3を削除してやりなおすと良いです。最初のペアリングさえ成功してしまえば、それ以降は特に不具合なく接続が可能です。

 

AACコーデック

コーデックはAACに対応。aptXが無いのは残念ですが、Youtubeの視聴にも適しています。そも、ストリーミングだとハイレゾはギガを食いつぶすので、AAC程度の音質の方が良い事もあります。

 

音質

ドンシャリの音質ではるものの、画像とは違ってどちらかといえば高音の方が強めに感じました。機器の個体差化もしれませんが。

グラフェンドライバーを採用しているおかげか、音圧も悪くなく、迫力のある音楽を楽しめるでしょう。

 

連続再生6時間

画像には12時間とか書いてあるがこれは間違い。イヤホン片方ずつで6時間で、合わせて12時間ということなのかもしれないが、左右別々に使えるわけではないので6時間連続駆動が正解。もっとも、6時間でも十分ではあります。

 

ボタンはタッチ式

タッチセンサーの精度は微妙です。過敏すぎて髪が触れただけで反応するよりはマシですが、しっかり押さないと反応してくれないので、短押しが若干やりにくいかもしれません。とはいえ、まったく操作にならないレベルでもないのは幸いです。

 

PX7防水

完全防水といって差し支えないです。スポーツでの使用にももってこいなので、気軽にガンガン使っていけます。

 

その他の特徴

 

イミテーションモデル

この機種はBang & Olufsen製の完全ワイヤレスイヤホン、Beoplay E8のイミテーションモデルです。ケースはプラスチックですが、革製のような模様加工がされているし、開いた時の印象も似ています。イヤホン本体にシルエットも似せてきているので、言い逃れは出来ないでしょう。

にもかかわらず、プラスチッキーな見た目はとても安っぽいです。イヤホン本体は無駄にLEDが光るのでそれに拍車をかけてきます。

 

ケースのストラップの品質が悪い

このイヤホンのケースにはストラップが付いているのですが、安っぽい革製な上にボロボロでした。みっともないので交換したくとも、埋め込まれる形になっており、交換は不可能です。見た目を抜きにしてもストラップは必要ない人もいるはずなので、交換可能な作りにしてほしかった。

 

総評

 

単純な完全ワイヤレスイヤホンとして見れば優秀な部類であるも、イミテーションモデルだったりケースが安っぽかったりでマイナス点も稼いでしまっています。せっかくイヤホンの性能自体は良いのだから、ケースのデザインくらいはオリジナリティを持つか、OEM品で無難にしてほしかったです。

aptXにこそ対応していないものの、比較的遅延は少なめ音質も良い製品ではあるので、ぜひ購入候補に加えてみて欲しいです。

 

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