2020年6月30日22時に、QRコード決済サービスの一つ、Origami Payが終了する事が決定しています。また、クレジットカードや銀行口座払いに関しては、さらに早く4月28日22時をもって終了するようです。
色々とQRコード決済のアプリが増えて、競争が激化しているのはわかっていたことですが、早くも脱落社が現れるとは思っても見なかったです。
競争激化する業界の脱落者
私自身、そんなにいろいろなQRコード決済に手を出した事がないこともあるのですが、Origami Payは正直影が薄い印象でした。
メルペイ使えますとか、PayPay使えますなんてのはレジや店舗入口に貼り出されているのは見かけますが、その他サービスだと見覚えがあまりありません。いくらサービスとして優れていても、知名度が低すぎると駄目ということがよくわかります。
多すぎて店側も対応できない
この決算サービスは数が多すぎるのが現状です。そのせいで店側もすべてのQRコード決済に対応させることができず、「〇〇Payは使えません」なんてのもよくレジで耳にします。
実際、私のまわりの多くの店で対応しているのはメルペイ、PayPay、LINE Payくらいなもので、その他サービス名が記されていた記憶はあまりありません。
サービスが終了すると面倒
今回の場合はメルペイへ買収されることが確定しているので、今後はメルペイへ切り替えていくことになるでしょう。
しかし今まで愛用していたものを、急に別のものに変えろというのは中々面倒な話で、特にお年寄りには辛い問題です。最悪この騒ぎに乗じて特殊詐欺が捗るかもと考えています。
今後も同業他社は潰れていくだろう
弱肉強食なIT関連の業界に置いて、弱いものは淘汰されるのが基本です。今後も知名度の弱いサービスは、ますます姿を消していくことになるでしょう。
自分の愛用している決算サービスがマイナーであると思ったならば、有名どころにいつでも切り替えれるようそちらも登録するようにしたほうがいいでしょう。
総評
QRコード決済が流行っているとはいっても、それはあくまで業界全体の話です。同系統のサービスは数多く存在し、その中で群雄割拠している状態なので、弱いものは滅び強者へと画一化されるのはわかりきった話です。
便利なサービスだとは思いますが、過信は禁物。出来たばかりのサービスなので、今後いつなくなっても良いように複数登録しておくことが大事かなと思いました。実際に各社毎に連携も進んでいるようです。