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国産スマホにもAndroid Goを実装して欲しい

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基本的に国産スマホというのはコスパが良いとは言えません。安かろう悪かろうを正しく体現しており、日本メーカー製で廉価版スマホを購入した場合はその処理能力の遅さに下を巻く結果になるでしょう。それと比べると海外メーカーの廉価版スマホは、低性能ながらも最低限実用に耐えうる仕上がりになっている事が多く、こうした問題からスマートフォンのシェアを奪われる事になっています。

しかし、もしその廉価版スマホのOSをAndroid Goに変更したらどうなるか? 今回はそんな夢物語について考察していきます。

そもそもAndroid Goって何?

Android Goというのは、発展途上国向けに作られた、低性能端末向けのAndroidOSになります。搭載メモリ1GB以下を想定した作りになっており、YoutubeChromeなどのプリインストールアプリもGoバージョンになっています。

そうした作りの影響もあって、Snapdragon400番台の低価格向けSoCを積んでいる端末であっても、ストレスを感じない程度には動いてくれます。あくまで、ストレスを感じない程度ではありますが。

また、特にアプリを制限されることはなく、通常版のアプリを入れることも可能です。ただしその場合はメモリの問題もあってやはり処理落ちする事になるでしょう。

 

現状国内には見かけない

発展途上国向けという背景もあってか、日本の国産スマホAndroid Goを搭載したスマートフォンは現状ほぼ見かけないです。日本製の廉価版スマートフォンの中にはAnTuTuスコアが十万点未満の端末も多いため、是非採用してほしいOSだと思っています。低性能向けOSなので無駄に高く付くこともないでしょうし。

 

 

アプリインストールに問題があるかも

このOSを使用する注意点として、Go版アプリには地域限定のモノが存在するということ。発展途上国向けに作ったんだから、先進国の人間には使わせてやんね! 所謂おま国という奴ですね。

これがまた結構厄介な仕様で、せっかくGo向けにアプリサイズの小さくて軽いアプリがあるのに、わざわざ重たいアプリをインストールせねばならなくなり、結果的に利便性が低下する要員となります。一応裏技で入手も可能ですが、流石にそれは面倒くさいです。

 

総評

地域的弊害こそあるものの、プリインストールの時点で基本的なGoバージョンアプリは備わっているため、後々の拡張性を求めないのであれば非常に有用なOSだと思われます。

日本メーカーが今後も廉価版端末のスペックを手酷いレベルまで落とすつもりであるのなら、是非OSをこちらにして欲しいです。低価格でもまともに動く端末であれば、シェアを回復も狙えると思います。

 

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