中華製のゲーミングキーボードは飽和状態にあります。色々種類があるので、メカニカルスイッチを採用した格安キーボードも珍しいものでは無くなってきています。
今回は中華、正確には台湾の会社であるGAMDIASのゲーミングキーボード、HERMES E2を紹介していきます。
スペック
青軸赤軸選択可能
メカニカルスイッチでもポピュラーな青軸と赤軸の二種類から選択が可能です。中華互換品スイッチといっても、Cherry軸と比べたら気持ちうるさめかなといった程度であり、特に違和感は感じません。
一応日本語配列だが
日本語配列ではあるものの、金型で英語配列のものを流用しているのか、英語配列のようにエンターキーが横長です。
普通の日本語配列のつもりで買った場合は違和感を感じると思います。
英語配列版も存在しているようですが、あまり見かけないのが残念な所です。
LEDは単色発光
行ごとにLEDの発光色が違うだけで単色発光LEDです。発光パターンで光り方こそ変更可能なものの、RGBLEDほどの自由度はないのがネックです。
ゲーミング機能
NキーロールオーバーとFNでのマルチメディアキー対応。ゲーミングキーボードとしては最低限の機能は備わっています。マクロとソフトウェアに対応していないのはマイナス点かもしれませんが、純粋に自分の腕だけが反映されると思っておきましょうか。
見た目は安っぽい
光らせているとごまかせますが、値段が値段だけにどことなく安っぽさを感じさせます。値段が5000円程度のキーボードに高級感を求めるのは酷な話ですが。
総評
良い点
- 安い
- メカニカルスイッチ
悪い点
- なんちゃって日本語配列
- LEDが単色
- 安っぽい質感
値段相応の見た目に値段相応の機能といった製品です。また、日本の代理店を通してはいても、無名メーカーなのでアフターサポートに不安も残ります。
しかし、やはり5000円程度の価格でゲーミングメカニカルキーボードを購入できるというのは結構な魅力だと思います。いきなり五桁のキーボードには勇気がいる。そんな人がお試しで買うにはありなキーボードだと思います。