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Qiレシーバーを試してみた結果……

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最近のスマートフォンにはQiによる無線充電機能が搭載されているのが一般的になってきました。しかし、残念な事に私の愛用するスマホZenfone6は無線充電には非対応です。そんな時、無線充電に対応させる事が可能な製品を見かけ、今回紹介していく事にしたのですが、結果は不穏なタイトルでお察しいただけると思います。

Qiレシーバー

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このペラッペラの紙みたいなのがQiレシーバーです。これを充電端子に接続して、折りたたんでケースとスマホの間に挟むことで無線充電に対応させます。なんて画期的な商品なんだろうと、初めて見かけた時は感動していたのですが……

 

充電が遅すぎる

一時間程このレシーバーを使って充電行いましたが、なんと10%程度しか充電は進んでいませんでした。純正のケーブルと充電器を使っていればあらかた満充電している時間だけにこの速度の遅さにはガッカリしました。実測値でいうなら十倍以上の速度さでしょうか。しかし、こんな問題は後述する問題の前には序の口でしかありません。

 

ものすごい発熱

ホッカイロを通り越して触り続けていると低温火傷しそうな程に発熱していました。これ以上の充電続行は危険と判断して中止しました。特にQiレシーバーの端子部分の発熱は本当に酷いものでした。下手をすれば火事になりかねない発熱具合に、もはや恐怖すら抱きました。

充電速度が遅かったのは単にレシーバーの性能のせいだけでなく、この発熱により充電速度が大幅に低下した可能性も考えられます。

 

 

他にも問題はある

端子を常時埋めてしまう事になるので、PCなどとデータ共有目的でケーブルをつなぐことが面倒になります。いちいちケースを外してレシーバーを引き抜いて、そんな事をしていては時間がもったいないですよね。

またこのレシーバーは紙製ですし、防水企画は存在しません。防水対応のスマホを使っている人からしたら、せっかくの防水の意味がなくなってしまうのでやはり良くないでしょう。

 

総評

はっきりいってこのQiレシーバー、現状ではまるで買う意味が見いだせない商品でした。充電速度が遅い問題は抜きにしても、流石にこれだけ発熱していては火災の原因になりかねません。そうでなくともスマホを熱で痛めつける要因になりかねないので、決しておすすめできない製品です。

いつか技術が追いついて、もっと高性能なレシーバーが、とも思いましたがそれも多分無駄になるでしょう。その前に殆どのスマホが無線充電対応になる事が目に見えていますから。

 

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