古い世代のLogicool Gのゲーミングキーボードは、攻めたデザインのモノが多かったです。しかし最近のLogicool Gは比較的落ち着いたデザインを採用するようになってきました。
今回紹介していくG512rもまた、落ち着いたデザインを採用したゲーミングキーボードです。LEDを単色発光に変更すれば、オフィス用途でも違和感なく使用可能な見た目をしています。
製品特徴
スイッチが一新されCherry互換になった
このキーボードの古いバージョンではRomar-Gタクタイルとリニアスイッチを採用していました。しかしキーキャップに互換性はないし、打鍵感も大きく違っています。しかしリニューアルモデルであるG512rでは、Cherry互換のGXスイッチに変更されました。
スイッチを変更したことでLEDバックライトの光り方も変更され、より派手に光るようになりました。
専用ソフトウェア対応
Logicool製品なので当然専用ソフトウェアも存在しています。よりゲームに特化させ、快適なゲームライフを約束してくれます。マクロも組めるしショートカットやテキストボックスも設定できます。
専用マクロキーはありませんが、ファンクションキーをマクロキーとして割り当てることが可能です。
USBバスを搭載
キーボード背面にUSBポートが付いているため何かと便利です。ただし、これの為にUSBケーブルが太くなり、更には端が二股になってしまっています。そこまで頻繁に動かすものではないですが、少々邪魔にも感じます。
編み込み式で根本のガードもしっかりしているので、断線の心配は少なそうです。
前のモデルの使いまわし感がある
基本的には高品質なキーボードではあるものの、金型の流用により、使えもしないケーブル穴やガイドが存在しています。普通に使っている分には目に入らない部分ではありますが、それなりの値段の製品なのだから消しておいて欲しかったです。
まとめ
良い点
- Cherry互換軸
- シンプルなデザイン
- USBバス搭載
悪い点
- ケーブルが太い
- 金型流用
金型の流用により残念な面も目立つものの、普段見える部分での手抜きはない。優秀なソフトウェアに互換とはいえメカニカルスイッチ、場所を選ばないシンプルなシルエットと、サポート込みで長く使っていける良いキーボードです。
Logicoolといえば家電量販店にいけば誰でも目にする超有名メーカーであるので、初めてゲーミングキーボードを買う人にも安心感があるはずです。もし、ゲーミングキーボードに手を出しいけど、大手と言われても聞いたことのないメーカーだから不安だ。そういう人がいれば、このG512rを購入してみるといいでしょう。