現在主流となっているデジタルオーディオプレイヤーはそこそこのサイズの液晶を搭載し、曲選びなどの操作が簡単なものが一般的です。しかし、それゆえにサイズも多少の大きさを必要としています。
しかし、液晶を無くす、もしくは最低限にしてより小さくコンパクトにまとめてスティックタイプのDAPも存在しています。
今回はそんなスティック型DAPの中でも、ハイレゾに対応しているCYBERDRIVEのSEINU EX1を紹介していきます。
スペック
小型軽量ボディ
97×27×1mm 36gという非常にコンパクトかつ軽量なボディです。ポケットにもまず収まるサイズであるため携帯性はバッチリです。
幅広い対応ファイル
FLACやWAVなどのハイレゾ音源はもちろんのこと、mp3やAACなどの音楽ファイルにもしっかり対応しています。
音質はまぁ悪くない
192kHz/24bit、CD以上の品質で音楽を楽しめるとなっているものの、こんなものかといった印象です。低音こそしっかり効いているものの、それ以外は普通としか言えない感じです。
決して悪くはないし不満がでる程ではないですが、ハイレゾ対応だからと期待しすぎたら駄目です。
やっぱり操作性は良くない
音量専用ボタンは無いし、そもそもスティック型なのでUIが不親切だったりで、うまく操作するには慣れが必要です。
またフォルダ内でのシャッフル機能しかないので、フォルダで区分けしている場合はがっかりすること請け合いです。
32GBの容量
ハイレゾ音源を大量にいれればあっという間に埋まってしまう容量ですが、通常のmp3ファイルであればたくさん入れられる程度の容量です。
けっして少ないと断じる程の容量ではなく、むしろ後述の値段を考えれば上等な部類のROM容量です。
大幅に値段が下がっている
もともとこの商品は8000円近くするのですが、型落ちしている事もあってかAmazonで3000円程度、楽天市場でも5000円程度で購入が可能です。
3000円であれば様々な問題も些細な事といえるだけの性能は持っています。
総評
良い点
- 小型軽量ボディ
- まぁまぁな音質
- 現在は安い
悪い点
- 操作性は悪い
- 無線非対応
操作性とBluetooth非対応な点に目を瞑れば、音質はまぁまぁいけてるし、ROM容量もまずまずといった性能です。何よりこの性能のDAPが3000円程度で買えてしまうというのは素晴らしい事です。
少なくとも画面のサイズだけで他の中華製DAPを買うよりも確実に音質が良いので、試しにDAPが欲しいという人はこれを買ってみても良いでしょう。