ゲーミングメカニカルキーボードは数多く存在します。その大多数はやはり中華メーカーなのですが、玉石混交だしサポートもあまり期待できないものが多いです。
しかし今回紹介するROCCAT VULCAN 120は一味違います。ドイツ発の有名メーカー製でありながら、値段も比較的安い、コストパフォーマンスの高いキーボードになっています。
スペック
薄型キーキャップを採用
最近増えつつある薄型キーキャップを採用しています。これを採用することで指にかかる負担が減るとのことです。
ただし、そこまで普及しているわけでもないためか、交換用キーキャップの数には恵まれない点は注意が必要です。
タクタイルかリニアの二択
自社オリジナルであるTitan Switchを採用しています確かな打鍵感のあるタクタイルスイッチと、静音性に優れたリニアスイッチの二種類から選択可能です。Cherry製スイッチでいう茶軸と赤軸が近いです。
このスイッチはCherry互換軸でもあるので普通のキーキャップで良ければ交換は可能です。
ソフトウェアも対応
大手メーカー製なので、ゲーミングソフトウェアも当然存在しています。これを使うとマクロの設定も可能なので、必要であればインストールするろよいでしょう。
総評
良い点
- 廉価版でも良い品質
- 自社オリジナルのメカニカルスイッチ
- ソフトウェア対応
悪い点
- 英語配列のみ
基本的には高品質高性能なメカニカルキーボードです。英語配列しか存在しないものの、ゲーム用途であれば英語配列の方が良いとする人も多く存在しているので、問題視する点ではないでしょう。
やはり特徴的なのは、まだまだ多くはない薄型キーを採用している点です。人によるとは思いますが、薄いキーでノートパソコンのように入力したいという人も居るはずです。英語配列でも気にしない、薄型キーに興味があるという人であれば、是非手にとってほしい製品です。
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