ゲーミングキーボードを使う上で、選択基準になってくる要素の一つに専用マクロキーがあると思います。専用マクロキーが存在するということは、必然的にキーボード自体がでかくなってしまうので、机が狭い人には敬遠されがちなのですが、それでもマクロキーが用意されている事の利便性は無視できない要素です。
今回紹介するLogicoolのG910rはまさにマクロキーが欲しいユーザーにうってつけのキーボードです。なにせ専用マクロキーが9つも存在しています。
スペック
マクロキーが9つ存在
専用マクロキーが左上と左端に合計9つも搭載されています。ゲーム用途はもちろんの事、作業でよく使う構文を記録させ打ち込んだりと、非常に利便性が高いです。ただし、慣れるまでは誤打を引き起こす要因になったりするので気をつける必要があります。
また、マクロキーだけでなくマルチメディアキーも専用のものが搭載されています。
ROMER-Gメカニカルスイッチ
ROMER-Gタクタイルを採用しています。独自規格とはいえメカニカルスイッチなのは嬉しいです。ただし、キーキャップが透過素材に塗装なのもあって剥げる事もある中で、交換用キーキャップが別途販売されていないのが辛い所です。
パームレスト付き
一体型のパームレストが付いています。長時間のタイピングでも手首の負担を軽減してくれます。ただし、専用マクロキーもあってかなり大型キーボードになってしまっている点には注意が必要です。
Arxコントロール
正直いらない機能です。スマホアプリと連動することでCPUやRAMの使用状なんかを見たりする機能なのですが、パソコン上で他ソフトを使ってやったほうが遥かに簡単です。他の機種でもあまり見ない機能ということは、Logicool的にも失敗だったと認めている機能なのでしょう。
総評
良い点
悪い点
- かなりでかい
とにかく大型なキーボードなので机が狭い人にはおすすめできません。しかし、そうでないなら非常に多機能で利便性の高い良いキーボードです。しかもこれだけの機能が搭載されているのに。2020年現在の価格は一万円前後と非常にリーズナブルになっています。
もし専用マクロキーで作業を効率化したいという人であれば、非常に有用なキーボードだと思います。