米中貿易戦争の餌食となったHUAWEI。米からの攻撃の一環として、HUAWEIスマホはGMSを剥奪されました。旧機種であれば現在もGoogle関係のアプリを使用することも可能ですが、GMS剥奪後のスマホでは使用することは出来ません。
現在も一応日本で購入可能なHUAWEIスマホですが、正直おすすめできないことを説明させて頂きます。
おすすめできない理由
①Google関係のアプリは使えない
冒頭でも触れましたが、現在のHUAWEIスマホおよびタブレットでは、Googleの提供するアプリは使用できません。つまりGooglePlayストアが使用できない為、ここで提供されている他者のアプリも非常にインストールしずらい状態になっています。
一応apkダウンロードサイトを利用する事で、GooglePlayストアのアプリを吸い出して、間接的に使用する事が可能なものもありますが、面倒な上に全てのアプリが仕様可能なわけではありません。
また、ROM焼きのような手順でGooglePlayそのものを使用可能にする方法も無くはないですが、これがまた面倒な上に失敗したらお終い。成功してもアプデで再び使用できなくなるなんて事もありかねないので、気軽に薦める事はできません。
②代わりのアプリストアは微妙
一応HUAWEIが独自に提供するアプリストアがインストールされていますが、やはり絶対数ではGooglePlayストアには劣ります。アプリによっては外部サイトに飛ばされたりもするので、必ずPlyaストアからインストールするものと比べてセキュリティ面でも劣ります。
今後アプリの数は増えていくでしょうが、Google謹製アプリや日本企業のアプリは提供されないので、日本人が使う分にはGooglePlayストアの方が優秀と言わざる得ません。
③今はそこまで安くない
HUAWEIといえばコストパフォーマンスが高い、安くて高性能な印象があると思います。しかしそれは2019年上半期くらいまでの話であり、以降はOPPOやXiaomiなどの別枠の中華企業の参入で、特別HUAWEIが安いといった状況ではなくなりました。むしろGMSが無い分、HUAWEIの方が割高といっても良いでしょう。
まとめ
以上の理由から日本人が現在のHUAWEIスマホを使う理由はほぼないと言っていいでしょう。よほど熱心なHUAWEIファンならばともかく。
スマホとしてのクオリティは相変わらず高く、カメラ性能も高性能、加えて同社の販売するノートパソコンや完全ワイヤレスイヤホンとの相性は最高なのが哀愁を誘います。
今後もしHUAWEIスマホに買う価値がでるとすれば、AppleのiPhoneのように独自アプリストアが充実した時でしょう。