数多くの商品が氾濫状態にある格安TWS業界ですが、当然玉石混交で良いものも悪いものも存在しています。そんな中から良いものをピックアップするのは結構大変です。
今回紹介するJPRiDE TWS-Xは、アンチが多い印象もありますが、もの自体は決して悪くないメーカーからの製品です。
スペック
音質は軽やかなドンシャリ
一応公式の紹介ではバランスの良い音質となっていますが、実際はドンシャリ系の音です。といってもガチガチに低音を強化したゴリラというわけでもなく、この価格にしては高域中域をおざなりにした音質でもないです。
apt-X&AAC対応
BluetoothチップにQCC3020を採用しているので、apt-XとAACコーデックに対応しています。iPhone、Androidどちらでも高音質で音楽を楽しむことが可能です。
コンパクトな外見
ケースもイヤホンも比較的小型にまとめられており、持ち運びするにもポケットに入れておく事が苦にならないサイズ感です。
見た目も高級感があるとまでは言えませんが、安っぽい成型色だったり光沢感むき出しといった感じではないのも好印象です。
9時間の連続再生時間
格安TWSの中ではトップクラスの連続再生時間です。この数値はAAC接続時の公表値なので、電池を食うapt-X接続時ではもう少し連続再生時間は落ち込みますが、それでも長時間再生可能なのは変わりありません。
タッチセンサーが少々惜しい
本機はイヤホンの操作デバイスにタッチセンサーを採用していますが、このセンサーが少々誤操作率が高く、音量調整が3連タッチな事もあって難しいです。ユーザー側の意見として、音量調整が3回も連続してタッチなのは不便ですし、それがそもそも誤操作しやすいデバイスというのは……
防水も生活防水どまりなのだから、物理ボタンにでもした方が良かったのではと思います。
まとめ
良い点
- apt-X、AAC両対応
- コンパクトなサイズ感
- 値段の割に頑張った音質
- 長時間再生可能
悪い点
- タッチセンサーの操作性が良くない
- 生活防水どまり
結論から言えば、悪くない商品だと思います。価格を考えれば高性能なTWSだし、特にこの長時間再生可能な点と、コンパクトなサイズ感を両立しているのは高評価です。
タッチセンサー問題が惜しい商品ではありますが、そこを我慢できるのであれば購入する価値はあるといえるでしょう。