Ankerと言えばモバイルバッテリー。そういわれるくらいには数多くのモバブを世に贈りだしてきたAnkerですが、ここにきて変わり種の商品を出してきました。
その製品はAnker PowerCore Play 6700。まさかのスマホのゲームグリップにもなるモバイルバッテリーです。
製品特徴
スマホグリップとして運用可能
スマホでゲームをプレイする際、握りやすさを確保する上でグリップは必要になってきます。セリアなどの百円均一でも購入可能なくらいには、一般的に普及している製品です。
このゲーミングモバイルバッテリーも、その昨日を備えた一品で、これを装着することでスマホでのゲームが快適になります。
ただし、対応サイズという問題はついてまわり、メジャーなiPhone系でも対応していない種類が存在するので、購入前に確認する必要があります。また、モバイルバッテリーとしての重さがそのままスマホにプラスされる形なので、長時間ゲームを遊ぶと流石に重くなってしまいます。
冷却ファンがついている
こういったグリップを装着すると、熱が逃げずにスマホが熱くなりやすいのですが、本製品にはそこを軽減する為に冷却ファンが備わっています。
これによりスマホを冷やしながらゲームが可能なので、高音で処理落ちが発生するといった自体を軽減できます。
一応ゲームをしながら充電可能という謳い文句はありますが、それはスマホ本体に負担がかかるし、バッテリーにも良くないので控えた方が良いでしょう。
スタンド機能あり
背面にスタンドが備わっており、これを使用すれば立てた状態で動画などの閲覧が可能です。
モバイルバッテリーとして機能は微妙
一応Anker独自の充電規格には対応していますが、QCのようなメジャー急速充電規格には対応していません。PD充電も可能ですが、最大出力が15Wなのでさほど早く充電可能とは言えません。
また、バッテリー容量も6700mAhとそこまで大きな容量とはいえず、最近大型化のすすむスマホバッテリーを考えると、一度の満充電が精一杯となっています。
まとめ
良い点
- グリップ機能
- 冷却ファンがついている
- スタンドで立てて使用可能
悪い点
商品としては面白い製品だと思いますが、片手落ち感も結構あります。モバイルバッテリーがほしいならAnkerでもっとコストパフォーマンスの良い製品がいくらでもあるし、グリップがほしいならそれこそ百円均一でも購入可能です。冷却ファン付きという面でこだわっても、無名中華メーカーの製品がそれなりに存在していますし。
モバイルバッテリーとスマホグリップを一纏めにした点に魅力を感じたのであれば、購入しても良い製品だと思います。