オーディオ業界でもそこそこ知名度を獲得し始めたAnkerのサブブランド、Soundcore。このブランドも自分たちが低音に強い事を自覚したのか、ゲーミングデバイスの製造をはじめました。
今回紹介するのはAnker Soundcore Strike 3。5000円を切る低価格ながら、全体的にバランスの良い製品です。
製品特徴
得意の低音はゲーミングで輝く
低音がしっかりと効いているので、足音や銃声なんかをしっかりと聞くことが可能です。後述のソフトウェアでイコライザーの設定も可能なので、よりゲーミングに特化させることも可能です。
マイク音質はなかなか良い
外付けのマイクを仕様することで、かなりキレイな音でボイスチャットをすることが可能です。
ソフトウェアを使えばマイクの集音にブーストをかけることも可能ですが、これをしなくても十分音声を拾ってくれる上に、せっかくのマイク音質が劣化するので必要はないです。
接続端子はUSB接続
一般的なUSB 2.0接続に対応しています。PCで使う分にはこの上なく便利ですが、その他の端末で使用する場合は、別途変換器を用意する必要があるでしょう。
7.1ch バーチャルサラウンドサウンド
ゲーミングヘッドセットの多くに搭載されている、バーチャルサラウンドにもしっかり対応しています。より臨場感をアップさせ、わかりやすく音の位置を認識できるようになるでしょう。
冷却ジェルを内蔵
イヤーパッドの部分に冷却ジェルが内蔵されています。冬場はともかく平時であれば、冷たさは感じさせずに熱での発汗を軽減できます。
ソフトウェアあり
低価格帯の商品ながら、Ankerのゲーミングソフトウェアに対応しています。上述の各機能の設定が可能となっています。
重量が問題
ケーブル無しでおよそ370gの重量です。これはゲーミングヘッドセットとしても結構な重さであり、人によっては首が疲れてしまう可能性があります。
装着感自体は一般的なゲーミングヘッドセット並の可動域があるので、ごくごく普通と言っていいでしょう。
まとめ
良い点
- ゲーミング音質
- マイク音質が良い
- バーチャルサラウンド
- 冷却ジェル内蔵
- ソフトウェア対応
悪い点
- 結構な重量
質感自体はそこまで派手ではありませんが、決して安っぽいものではありません。それでいてゲーミングヘッドセットとしては必要十分な機能を備えていて、熱対策までしてある非常に優秀な製品です。
欠点といえば重量程度のもので、よほど長時間ゲームをぶっ続けで行わない限りは、首が痛くなる自体も少ないと思います。
安くて性能の良いゲーミングヘッドセットとしては、定番アイテムと言えるでしょう。
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