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中華メカニカルキーボードに関する共通注意点

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カニカルキーボードというと、昔は高級品でした。一つ一つのスイッチが独立していて、製造コストがかかるからです。しかし、メカニカルスイッチを製造していたCherry社の特許が切れてから、中国系企業がクローン品を大量生産できるようになったけっか、メンブレンより少し高い程度の価格で変える製品も増えてきました。

しかし、値段が安いということは=で削れる部分は削ってあるという事も意味していて、格安中華メカニカルキーボードにはいろいろと注意点も存在しています。今回の記事ではそれについて解説していきます。

多くの中華メカニカルキーボードに共通する注意点

キースイッチの耐久性

製造コストを抑えて製造された中華製Cherry互換スイッチは、本家のCherryスイッチと比べるとチャタリングなどの誤作動を引き起こしやすいです。また、完全に破損して機能しなくなる事もままあるため、長く使えるなんて考えない方が無難です。

 

キーキャップの耐久性

キースイッチよりも耐久性は良くないです。たいていのキーキャップは印字禿や塗装ハゲを引き起こすので、交換を要求されることになります。

また、肌触りが悪かったり、どこか質感が安ぽかったりすることもあります。

 

静音性は皆無

赤軸のような静音スイッチを使えば静かなのでは、なんて考える人もいると思いますが、そこも大きな間違いです。

中華メカニカルキーボードはタイピングすると、内部の金属板に反響しカンカンカンと、スイッチ音とは別の音が鳴り響きます。これもコストカットの影響でしょう。

また、大型キーにはダンパーが噛ませてあって、これも非常に音を立てます。どのキーを選んでも大概うるさいのが中華メカニカルキーボードというモノなので、静音性は求めず青軸を買うのが無難です。

 

保証はあってないようなもの

ちゃんとした保証が期待できるのはDREVOのような自社製品に誇りをもったメーカーだけです。その他のメーカーは基本的にOEMやODM生産で、自社のロゴを貼り付けただけの製品です。こういう自社製品に誇りを持たないメーカーは、ある程度売りさばいたら雲隠れして、別メーカーに転生します。1年保証はまだしも、2年保証のような長期保証を謳っている無名メーカーには注意が必要です。

 

まとめ

安いものには理由があります。私もブログの記事で中華メカニカルキーボードをいくつか紹介していますが、あくまで入門向けとして紹介しているものが殆どです。これらのキーボードを1年ほど使ってみて、メカニカルスイッチに好感触を抱いたのであれば、次はステップアップしてFILCOやアーキスのようなブランド力のあるメーカーの製品を買ったほうが良いでしょう。

 

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