E-YOOSO(E元素)は中華メカニカルで近年勢力を伸ばしつつあるブランドです。値段的には良さげなものが多いですが、今までの製品はどれも似たようなものが多い印象でした。しかし、今回紹介していくK-620は、中華メカニカルでも特に珍しい日本語配列のものです。それもなんちゃって日本語配列ではなく、しっかりとした配列になっています。
-
製品特徴
しっかりとした日本語配列
中華系のキーボードだと、日本語配列だとしても変な風になっているものも多いのですが、このK-620はまごうことなき日本語配列です。日本人向けに作っていることの証明か、付属の説明書も機械翻訳臭くないしっかりとした日本語のものです。
Outemu製のCherry互換スイッチ
中華製のクローンスイッチではありますが、軸としての特性はCherry本家と比べ多少重い程度の違いでしょうか。
しかし、赤軸や黒軸のような静音スイッチを選んだとしても、内部の金属板で反響音がなるし、大型キーのダンパーも音が出る方なのでそこは残念です。
青軸茶軸を使用すれば気にならない面でもあります。
キーキャップはABS
ABS製ですが、手触りのよいキーキャップです。しかし、指紋がつきやすく、長期使用でテカってくるタイプでもあります。
LEDの光が弱い
一応青色単色のLEDバックライトがあるものの、その光量は最大にしても弱いです。部屋の明かりがついてたら全然光ってる感じがしないほどです。LEDがなくとも印字の確認ができるのは幸いでしょうか。
両サイドにもRGBLEDが付いていますが、これは本当に光るだけでなにか利点があるものではありません。
正直LED無しにしてコストカットして欲しい点です。
まとめ
良い点
悪い点
- 反響音
- 劣化しやすいキーキャップ
- LEDが弱い
キーキャップの関係であまり長持ちしなさそうではありますが、しっかりとした日本語配列メカニカルでここまで安い製品はそうは見られません。ゲーミング要素も光るくらいなものですが、入門用としては英字配列キーボード以上に最適な製品と言えるでしょう。