皆さんはスマホを機種変した際、古いスマホをどうしていますか? 今はカエトクプログラムのようなものもあり、古い機種を下取りにだしたり、あるいはメルカリに流してしまうような事もあると思います。
しかし、あまり金にならないから持っておこうと、引き出しの奥にしまってある人もいると思います。今回はそんなスマホをDAPとして活用できないか考察していきます。
古いスマホをDAPとして活用したい
イヤホンジャックがない機種もある
古いスマホをDAPとして活用する場合、スマホ側に必要とされるのはやはりイヤホンジャックでしょう。スマホのイヤホンジャック廃止はiPhoneを始めに一般化され続けており、有線イヤホン使いたかったらDACケーブル買えというのが常識になってきています。
しかし、このDACケーブルも相性だったりそもそもの性能だったり、そもそもDACを内蔵していないただの変換ケーブルでしかなかったりで非常に選択が困る状況です。
イヤホンジャックがあっても
イヤホンジャックあった! やったー! なんて事になっても、油断できないのがやはり多種多様に存在するスマホの怖いところ。イヤホンジャックがあれば高音質で有線イヤホンで音楽を楽しめるかと言われれば、必ずしもイエスとは言えません。
出力が低くて音を鳴らしきれなかったり、ハイレゾ信者であればハイレゾには非対応な場合もあったりと、オーディオ性能はピンキリだからです。特にコスパ重視で中華スマホを選んだ人は、オーディオを犠牲に処理能力を取った機種もあるので難しいです。
多少お金をかけていいなら素晴らしいものがある
この商品は7000円程で買えるUSBDACです。iPhoneやGalaxyなどの製品と違うのは、こいつはCS43131という高品質なDACチップを2つ搭載しているところ。要はオーディオ出力機能のみに絞ったDAPのようなものと考えれば良いでしょうか。
これがあれば、有線接続においてはほぼDAPと言っていい音質に強化されます。普通のスマホではここまでオーディオにこだわった商品はまず無いので、非常におすすめの商品です。ただし、あくまで有線接続のみの強化なので、無線にはまるで影響がありません。
また、対応端子はあくまでTypeCとUSBAのみなので、LightningのiPhoneや、過去の規格になったMicroUSB端子のスマホでは使用は不可能です。MicroUSBへの変換器も百円均一などで販売されていますが、あれは規格上違反となるもので保証は一切ありませんのでご注意ください。
まとめ
音質を求めず音が聞けるだけで良いのであれば、スマホのイヤホンジャック直差しでも問題はないでしょう。しかし、DAPのような高音質で音楽を楽しみたいのであれば、かならずお金が必要となってきます。幸い、まともなDAPよりは遥かに安い価格で販売されているので、お手軽にDAP音質を楽しみたいのであれば十分視野に入ってくる製品です。
他にも高性能なUSBDACは存在しているので、古いスマホを持て余しているのであれば色々探して試してみるのも面白いと思います。