数多くのメカニカルキーボードを販売し、その名を轟かせている新興中華メーカーであるE元素。このメーカーは特にゲーム向けのキーボードを販売しています。ゲーミングキーボードの中でもわりとニッチな商品である片手キーボードですが、とにかく商品を連発しているE元素がこの片手キーボードを出さない筈がありません。
この記事で紹介していくのはE元素から販売されている片手ゲーミングメカニカルキーボードである、SINGLE HANDになります。
製品特徴
左手用のキーボード
片手キーボードというジャンルはニッチではありますが、大手メーカーや無名中華メーカーもそれなりに扱っています。E元素の者もご多分に漏れず、片手キーボードとしては一般的な製品で、特にこれといった特徴もない配列をしています。
メカニカルスイッチ
よくある中華製のCherryクローンスイッチを採用しています。打鍵感はバネ感が強いですが、概ねよくできたコピー品だと言えるでしょう。
赤軸以外は揃っていますが、どうせ内部の金属板に反響してうるさいので、青軸か茶軸を買えば良いと思います。
パームレストつき
マグネットで取り外し可能なパームレストが付いてきます。しかしこのパームレストは明らかな設計ミスで、装着すると本体が浮かび、キーを打つたびにデスクにキーボード本体が打ち付けられる不具合があります。使用する際は始めからマグネットで吸着させないようにする必要があるでしょう。
マクロキーはあるがハードウェアタイプ
これだけ安い商品にも関わらず、マクロキーも存在しています。しかし、ソフトウェアがないのでハードウェアでの動作を記録するタイプ。使いこなすには慣れが必要になります。
LEDはしっかりとRGB対応
低価格帯のゲーミングキーボードの中には、RGBに見せかけて実は単色発光のキーボードでした、なんて製品も多いですが、この商品はしっかりとRGBLEDに対応しています。ただし、やはりソフトウェアはないので発光パターンを自分で細かくカスタムすることはできません。
まとめ
良い点
- メカニカルスイッチ
- マクロキーあり
- RGBLED
悪い点
- 残念パームレスト
- ソフトウェア無し
片手キーボードとしてはオーソドックスな製品ですが、作りが甘い部分も散見します。特にパームレストが酷いです。
しかし、それを除けば非常に安価な片手キーボードであるので、ゲームやその他にも、イラストなどのクリエーターに最適な商品だと言えるでしょう。