PS5がゲーミングパソコン並の性能を持っているのは、それなりに詳しい人には周知の事実です。そこで一つ浮かんで来るのは、ゲーミングパソコンは必要ないのではないか。どっちを買えば良いのか。という意見だと思います。
今回の記事ではどちらがどういう用途におすすめなのか考察、解説していきます。
PS5の特徴
圧倒的に安い
同等スペックのゲーミングパソコンを買おうと考えると、BTOだと十万円強は掛かります。自作PCであればもう少し安くなる可能性もありますが、手間賃だけでなくセールを狙って購入するなどの努力が必要になります。
環境構築の手間が少ない
ゲーム機なので当然ゲームに最適化されています。PS5を買えば当然コントローラーもセットで付いてくるので、最低限他に必要なのはディスプレイだけになります。
ゲーミングパソコンだと、他にもコントローラーやマウスなどを揃える必要があるので、ここで出費も手間も増えます。
ゲーム機なので他の事は最低限
性能的にはゲーミングパソコン並といっても、PS5はゲーム機であってパソコンではありません。他にできることは限られているので、汎用性という面では大きく劣ります。
ゲーミングパソコンの特徴
値段は高いがPS5よりも上を行ける
確かに同等性能にするだけでもコスパ的には劣りますが、PS5と違って性能を向上させることも可能です。グラフィックボードの交換を行えば、時代の進みにも対応して長い期間最新ゲームソフトを快適に行う事が可能になります。
今はPS5も美しいグラフィックを保っていますが、将来的に要求スペックが上がっていくと、パソコン版よりグラフィックが大きく劣るなんて自体も起こりかねません。
MODなどのカスタム要素
PC版のゲームはMODを導入することでゲームのスキンを変更したり、ゲーム性そのものを大きく変える事も可能なものが多いです。一つのゲームソフトで長く遊べる要素です。
汎用性が高く他の事もできる
ゲーム向けに性能が上がっているパソコンなので、他の事だって幅広くできます。たとえばゲームをしながら配信を行ったり、イラストを描いたりなんかのクリエイティブな活動も可能です。
現在はゲームを生配信して再生数やスーパーチャットでお小遣い稼ぎをする人も増えてきているので、バズれば元を取ることも不可能ではありません。
チーターが多いのが難点
PCゲームで恐ろしいのはチートを利用した不正行為です。家庭用ゲーム機にもそれなりに見られますが、難易度が遥かに緩いためPC版のゲームはとにかくチートが横行しています。運営の頑張りで減る要素ではありますが、イタチごっこな状況です。
ただ、家庭用ゲーム機とのクロスプレイが可能なゲームタイトルの場合、家庭用ゲーム機であってもチーターに遭遇する可能性は同率になります。
値段が高い分カスタマイズ要素が多く、できることも増える。
が、できることが多いのは知識がないとトラブルの要員にもなる。
まとめ
結論としてはゲームしかやらない人はPS5で十分。他の事をやりたいのであればゲーミングパソコンを買ったほうが幸せになれる。これに尽きると思います。知識は興味あることなら後から増えていくから、そのへんはそこまで難しく考えなくて良いと思います。
自分が何をしたいか考えて購入すれば良いでしょう。