前回の記事でDX160 ver 2020にMango OSを導入して、実際の時間にて1月以上が経過しています。書き溜めの予約投稿なので、記事の日数的に1週間ですが。
純正のOSではないので、実際に試してみるのは不安という方もいると思います。今回の記事では、不安に思っている人を解消すべく、実際どんな感じだったかを書きまとめていきます。
Mango OS導入後の実録
不具合は一度だけ起きた
一度だけ画面が色化けして、ずれて表示された事があります。ただ、操作は出来るし、再起動を掛けたら治りました。
再現性も不明だし、それ移行バグった事はないので、そこまで気にしなくて良いと思います。再起動で治るので。
音質は確かにあがっている
Android OSの純正アプリで曲を聞いたときよりも、たしかに音質は上がっています。具体的にいうと、全体的に解像度があがった感じでしょうか。
人によっては微々たる差にしか感じないかもしれませんが、DAPは音質が良くてなんぼなんで。
バッテリー持ちや処理能力がアップ
Android OSだと、他にも色々なアプリが裏で動いているので、Mango OSを使うことで相対的にバッテリーの持ちが良くなったように感じます。
また、同じ理由でSoCの負担も軽減されているのか、音源データの読み込みも心なしか早くなっています。OS起動の速さもMango OSの方がずっと早いです。
無線絡みの機能はない
Bluetoothは使えないし、Wi-Fiも使えない。したがって無線イヤホンもストリーミングも使えません。
ただ、DX160は無線周りが弱々なDAPなので、この部分は切り捨ててしまっても問題はないと言えます。
曲順が変
これは純正の音楽再生アプリでも同じ問題を抱えていました。Androidであればプレイリストの作成や、再生アプリを変更することで解決も可能なのですが、Mango OSだとプレイリストを作るのも少々面倒です。
些細な問題かもしれませんが、聴きたい曲を探す際に結構面倒です。
まとめ
総合的にみるとメリットの方が大きいですが、Androidでないというのは利便性を落とす事に繋がります。最近泥DAPが多いのも、利便性を取ったカタチなのかなと思います。
ただし、Mango OSを導入しているとしても、デュアルブートなので切り替えは可能です。普段はMango OSを使用して、無線が使いたいならばAndroid OSに変えるだけで問題は解決します。
Mango OSを導入したいかたは、以下のリンクで導入方法を掲載しています。
簡単に音質アップ! DX160にMango OSを導入する方法