サクラレビューの横行するAmazonに置いて、売れ筋製品はあまり信用ならないという事実があります。騙されて多くの人間が買うし、サクラ依頼で無料でばら撒かれているからです。
しかしすべての製品がまるで使い物にならないかと言われれば、それも偏見であると言ってよいでしょう。
今回紹介するNEPT K10はサクラレビュー濡れのゲーミングキーボードではあります、値段を考えればまあ使える製品になっています。
製品特徴
うるさいメンブレン
ゲーミングと言えばメカニカル青軸。しかし本機はメンブレン。じゃあ音だけ再現しようぜという安直な発想からか、本機はメンブレンながらにうるさいです。しかも、メカニカルっぽい音や感触ではなく、普通にうるさいだけという。
長時間使用しているとメンブレン特有の重たさで指も疲れてきます。
変換無変換キーがない
ゲーミングキーボードはスペースキーが広いほうが良い。変換無変換キーは使用者が少ないということで、本キーボードは変換無変換キーを廃止し、その部分にスペースキーを引き伸ばしてあります。
ゲームに特化していると考えれば良いのですが、文章を良く打ち込む人にはあまり良いとは言えないかなと。
発光パターンが少ない
完全なRGBLEDというわけではないので、決められたパターンでしか光りません。RGB波発光などもありません。メカニカルキーみたいに一つ一つ独立したLEDが付いているわけではないので仕方ないですね。
キーキャップが剥げやすい
このキーボードをゲームで激しくしようしていくのであれば、キーキャップが剥げやすい点も目立ってきます。ブラインドタッチできないのであればその時点で使いにくくなるし、そもそも見た目的にもダサイのであまりデスクに置いておきたくなくなります。
耐久性も良くない
半年もすればいくつかのキーが反応しなくなる程度には、耐久性は良くないです。幸い売り逃げ系のメーカーではないので、2年以内であれば交換、もしくは返金処理はして貰えます。
チルトに関して
古いバージョンだとチルトスタンドはありませんでしたが、バージョンアップした製品だと一段回の角度調節が可能です。
ただしチルトを使うと本体が軽く浮くのでキーボードが撓むし、反響音が目立ってくるので注意が必要です。
値段に着目してほしい
本機の最大のセールスポイントは、やはりこの安さにあります、ただでさえ安いのに、頻繁にセールやクーポンを発行しているので、とにかく安価なキーボードがほしいというのであれば重宝する筈です。
まとめ
良い点
- 価格がとにかく安い
- 保証は割とまとも
悪い点
- メンブレンの癖にうるさい
- 耐久性に問題
- 発光パターンが少ない
- 定価で買うと損
とにかく安いキーボードが欲しい人にはおすすめしますが、多少は品質の高さを求めるのであればイマイチな製品です、安かろう悪かろうを体現していますが、保証自体はまともな部類なのでマシと言えばマシ。普段使いする分にはうるさい以外は普通のキーボードですし、使い勝手も悪くはないと思います。自宅で使用する分にはまあ及第点といったキーボードです。