icleverはスマホ向けの充電器や、パソコンデバイスを多く販売しているブランドです。Ankerの影に隠れがちではありますが、結構息の長いブランドであり、Amazonのサクラブランド大粛清でも無事に生き残った実績もあります。
この記事ではicleverのだした格安で日本語配列なゲーミングメカニカルキーボード、G01について紹介していきます。
製品特徴
メカニカルスイッチ採用
中華製の赤軸メカニカルスイッチを採用しています。
変なカチャカチャ音がしないちゃんとした赤軸なので、模造品の中では結構クオリティの高いスイッチだと思います。
一部のメカニカルキーボードは、タイピング中に反響音がカンカンと響くコトがあります。低価格帯のものはその傾向が多く、中には高いものでもそういった事があって問題視されています。
そんな中でこのキーボードは、低価格帯でありながら反響音のしないかなり稀な存在と鳴っています。日本語配列のテンキーレス、それも安いのに反響音もしないというのはすごい評価が高いです。
ODMっぽくないデザイン
おそらくちゃんと自社でデザインしたのか、ODM生産でよく見かけるデザインではありません。
今後専売期間を過ぎた後、似た見た目のキーボードが出ることはあるかもしれませんが、現状に置いてはおそらくオンリーの天板デザインです。
LEDはそこまでではない
LEDはラインごとに色が固定されてしまっているので、RGBモデルではありません。
発行パターンもこの価格帯のモデルと比較しても少なめなので、こういったイルミネーションを期待している人は、ちょっと肩透かしを食らうと思います。
キーキャップはテカりやすい
2色成形キーキャップなので印字ハゲは心配しなくてもよいのですが、残念ながらABS樹脂製という関係もあって、指紋や手の脂でキートップがだんだんとテカりだしてきます。
専用品を作ってくれている点は評価しますが、最近の安物の中にはテカらないキートップも増えてきているので、一長一短ですね。
防水対応
一応少しの水くらいならこぼしても大丈夫なように、排水用の穴が用意されています。
ちょっとした飲水をこぼしたくらいであれば、故障対策にはなるでしょう。
ただメカニカルという関係上水にはもともと弱いですし、エナジードリンクみたいなのをこぼせば中がベタベタになるので、あくまで気休め程度の機能だと思ったほうがいいですね。
専用ソフトもある
ソフトウェアマクロにも対応しているので、ゲーミングとしては非常に使い勝手がいい製品だと思います。
ただ結構簡素なソフトウェアなので、ゴリゴリに複雑なマクロとかは組むのが難しいでしょう。
まとめ
良い点
悪い点
- LED発行パターンの微妙さ
- RGBではない
- ABS樹脂でキーがテカる
日本語配列の格安メカニカルというだけですごく需要があるキーボードです。デザイン面もオリジナル要素があって、単純な量産型中華ではないことが伺えます。
ただ英語配列も含めると、もっと安いキーボードがあるのが辛いかなと思います。
日本語配列の格安メカニカル、その点に魅力を感じるのであれば、全然ありなキーボードだと思いました。