皆さんは２０２０年１２月中頃に起きた、Googleサーバーダウン事件を知っているでしょうか。時期にしてちょうど１年前、アカウント認証周りで問題が起き、一時的に一部のサービスが使用できなくなった事件です。
流石にGoogleだけあって、この事態はものの１時間足らずで収束を迎えたわけですが、この事件で死を覚悟する状況追いやられた者も居たことをご存知でしょうか。
Google鯖落ちで起きた珍事件
Googleのアカウント認証周りで不具合が起きた結果、スマート家電が制御不能になる事態に見舞われました。１２月半ば、極寒の夜での事です。ここでリモコンでもあれば良かったのでしょうが、スマート家電に慣れきっていた被害者は、リモコンを紛失していました。
結局彼は自動車に逃げ込み、暖房をつけて耐え凌いだようですが、もしこれが寒冷地で、車も無い場所で起きた事件だったとしたら、本当に危険だったと思います。
鯖落ちが夜で幸いだった
Googleは様々なビジネス向けのサービスを提供しています。GoogleドライブやGoogleスプレッドシートなど、オフィスで役立つものも非常に多いです。
これらも鯖落ちの問題で使用できなくなっていました。もしこれが夜遅くではなく、大勢の仕事している時間帯に起きていた事態だったとしたら、とんでもない損失を発生していたかもしれません。
仕事だけでなく、大学生がレポートなんかにも使用している事もあるので、そちらも合わせて危険でした。
Googleへの依存が高いことを知る良い機会だった
今回の事件で私が実感したのは、やはり我々現代人が、Google、そしてGAFAへの依存の高い生活を送っているという事でした。
Googleが鯖落ちした結果Youtubeが落ち、その混乱や避難先を求めた結果、他の企業のサービスまでアクセス集中し、一時鯖落ちする事態でした。
私は娯楽が停止した程度のダメージですみましたが、家電を全てスマート家電にしていた方はこうは行かないでしょう。Googleに依存しない形での操作方法を用意していないのであれば、エアコン一つ付けられないという事態になることが立証されたのです。
まとめ
我々は便利だからと、知らず知らずのうちにGoogleや他GAFAへ生殺与奪の権利まで委ねているのかもしれません。
もう今の生活のあり方を見直して、GAFAとの関係を切り離して生活する事を考えた方が良いと思いました。
