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日本と海外でのゲーミングデバイス需要の違い

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日本と海外では需要が違うというのは当たり前のことです。例えばスマートフォン一つとっても、日本では過半数iPhone系を使用しているのに対して、海外ではSamsungなどのAndroidスマホが非常に多くのシェアを誇っています。
ゲーミングデバイスについてもそれは同じです。今回は海外の人気デバイスの傾向やブランドについて解説していきます。

海外での人気ブランドについて

Amazon Best Sellers: Best PC Gaming Keyboards

Logicool(Logitech)はそこまで人気ではない

日本でゲーミングデバイスと聞くと、Logicool Gが有名でしょう。お客様満足度はともかくとしても、多くの人からも購入されているブランドと言えます。
しかし、少なくともアメリカなどではその人気はそこまで高い方ではなく、米Amazonでの売れ行きもそこまで高い方ではありません。

 

RazerとRedragonについて

アメリカで人気のゲーミングデバイスのブランドは、RazerとRedragonです。ついでHavitが頑張っている印象でしょうか。

Redragonは中国のブランドです。中国のブランドと聞くと「どうせサクラレビューで稼いでいるクソブランドだろ」という意見が出てくると思います。たしかにサクラレビューをしている可能性もありますが、このRedragonは確かに高い実力を持ったブランドです。非常に多くのゲーミングデバイスを製造しているし、世界規模のゲーミングブランドのお披露目会、コンプテックスでもRazerと同じくらい大きなブースを設置しているなど、非常に力をもったブランドになります。

Razerについては日本でも有名な高級ブランドなので割愛します。

 

 

海外での人気デバイスについて

コンパクトキーボードは主流ではない

日本や一部のアジア圏では結構な人気になっているコンパクトキーボードですが、海外だとそこまで大きな人気ではありません。小さいものを求めるにしてもせいぜいがテンキーレスキーボードです。その他多くはフルキーボードが好まれています。

どうしてこんな差が発生しているかというと、やはり家屋の大きさがものを言います。日本人の家は海外の人からは「犬小屋」と揶揄される程に小さいものが多く、それに比例して家具、机も小さいものになっています。
アメリカなどでは机も本人も大きいので、コンパクトキーボードだと逆に使用しにくいといった事情があります。

 

高級志向ではない

日本人の多くはブランドものに弱く、結構お金をためてブランド品を買うといった傾向があります。また、昨今の日本経済は不景気だのなんだのといっていますが、やはり全体平均の中央値で見れば海外の格差や不景気と比べれば生易しいものがあると思います。スラム街やストリートチルドレンなんて見たこともありませんし。

そういった背景もあってか、海外での売れ行きは高級ブランドだと低価格帯の方が強いという事実があります。ブランド品ではメンブレンの廉価版を書い、メカニカルがほしければお安いRedragonを購入するといった風になっています。

 

まとめ

まわりの環境によって需要が違うのは当たり前のことですが、Logicoolがあまり人気がないというのは結構驚きました。全体的な売上は多いようなのですが、まさかアメリカではそこまで売れていないとは。やはり耐久性的には低く、サポート申請が面倒というのが問題なのでしょうか。

Redragonは日本のAmazonでも購入できますが、E元素などの方が人気でそこまで売れていない印象があります。今後日本語配列の製品などが増えていけば、人気が出ることは確実なので注目していきたいブランドですね。

 

Razer Cynosa V2
高級志向メーカーの廉価版ゲーミングキーボード。
 

 

 

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