KZのイヤホンは、Amazonで最も知名度の高い中華イヤホンといっても差し支えない製品です。
とても様々な種類のイヤホンを販売している上に、ドライバ数が多かったりその割に安かったりと、わかりやすい魅力に満ちあふれています。
ただし、全部のイヤホンが素晴らしい出来栄えかというと、当然そんなこともなく、中にはこれは酷いと酷評せざるえない製品も存在しています。
今回の記事では、KZのイヤホンの中でも特におすすめ度の高い製品を3つ紹介していきます。
KZイヤホンおすすめ三選
KZ DQ6
まず一番におすすめしたいのが、このKZ DQ6です。ドラクエ6ではないよ。
ダイナミックドライバを左右に3機ずつ搭載するというかなりの変態構築で設計された本製品ですが、その音質は以外にも正統派ドンシャリという感じに仕上がっています。
このイヤホンのいい所はとにかく初心者向けにも最適な点で、スマホ駆動でも十分に満足できるバランスの良いサウンドになっている点です。
イヤホンの価格自体もKZ系の中でも3000円前後で買える低価格です。ダイナミックドライバ3機構成というのは、他ブランドでも高級機以外では見かけない構成なので、オンリーワン感もあってぜひ収めて置きたいイヤホンであります。
ただし一つだけ問題点をあげるなら、装着感が人を選ぶ感じになっています。そこまでではありませんが、IEM系の形状な為にでっぱりがあって、着けていると痛いという人をそれなりに聞きます。
筆者の書いた別ブログの記事
KZ AS16
KZ系のBAイヤホンの傑作機はと挙げられるのが、おそらくAS06かAS16の2択になると思います。
このAS16は、白日イヤホンで有名になったAS06の正当進化系というべきBAイヤホンです。中華製のバランスド・アーマチュアではありますが、それを片側8機も搭載するという数の暴力みたいな設計になっています。
そんな単純に強そうな構成ではありますが、音質は中華にありがちなドンシャリ系ではなく。フラットから弱かまぼこといったサウンドになっています。ドンシャリイヤホンばかり使っている人には新鮮かつ濃厚なサウンドを提供してくれることでしょう。
難点としては、BAの固定にまるで木工用ボンドみたいなレジンを注入してしまっているせいで、見た目に少々難があるところです。装着してしまえば他人には見えないので、さほど大きな問題ではありませんがね。
値段はもともと1万円超えていましたが、型落ちや在庫処分もあるのかクーポン込みで5000円くらいまで値下がりしているので、ぜひ購入して欲しいですね。
筆者の書いた別ブログの記事
KZ ZAX
最後を飾るのはこのKZ ZAXというイヤホンです。
KZ系イヤホンのハイブリッド構成モデルの中でも1DD+7BAというかなりのドライバ数を搭載しており、フラグシップモデルなんだなという事がわかると思います。
こういう多ドラ構成のイヤホンは濃厚な音質になりがちなのですが、本機はフェイスプレートに大きく開けられた空気穴のおかげかかなりスッキリとしたドンシャリ音質になっています。これだけ空気穴が合いていても音漏れも気にならないです。
さらにすごいのが、これだけドライバを積んでいるにも関わらず、サイズ感ととても小さいことです。この小さなサイズのおかげで装着感も良好で、後継機のZASよりも総合力ではおすすめできます。
値段も後継機がでた影響でクーポン込み6000円くらいで購入できる事が多いので、狙ってみると良いでしょう。
筆者の書いた別ブログの記事
まとめ
今回おすすめしたイヤホン以外にも、KZ系でおすすめのイヤホンはかなりあります。しかしハズレもそれなりに隠れているので、情報収集はしっかりと行うべきです。
私がBloggerにて投稿している、イヤホンバプテスマでは、KZのイヤホンだけでなく、さまざまなイヤホンのレビュー記事を掲載しているので、もし良かったら見ていってください。