かつて世界的なシェアを持ち、日本でもその製品を販売していたHUAWEI。しかし米中の経済戦争に巻き込まれた結果、現在は落ち目であります。
そんなHUAWEの製品は現在どんな感じになっているか、この記事では解説していきます。
HUAWEIの現在の製品状況
スマホ関連はボロボロよ
スマホ関連の製品ははっきりいってボロボロです。そもそもGoogleに関連付けられたサービスを使えない、大陸版は別ですが、世界向けに作られるグローバル版では、GMSなしというのはやはり大きな痛手です。
Google playが使えないなら、別からアプリを持ってこればいいという人もいますが、実際はそんな単純な話ではないのです。GMS非対応ということは、Google製アプリ以外でもちょっとでも関連があるようなアプリは全部使えないのです。
一見すると無関係に見えるLINEなどのSNSアプリとか、みんなが大好きな課金要素のあるスマホゲームとか、そういうものの多くが起動できないのです。
もちろん、GMSがなくとも優れた部分はあります。カメラ性能は全スマホでみてもトップクラスの出来だったりします。けどカメラだけよくても普段遣いに適さないのであれば、使い勝手は悪いと言わざる得ません。
そもそも日本での販売自体があまり見かけなくなってきているので、スマホはオワコンと考えていいでしょう。
血迷ったかのように高いゲーミングデバイス
最近Eスポーツが活発になっているので、ゲーミングデバイスを作ること自体は悪い選択肢ではありません。
しかしHUAWEIのようなそっちの業界では新規参入のメーカーが、高級機をいきなり販売するというのは戦略的にみてどうでしょうか。
たとえばSHARPや富士通が、「あたらしくゲーミングマウスを作ったよ価格14,000円な!」といって、これがバカ売れするでしょうか。私は無いと思いますが。
HUAWEIは現在これと同じことをやっています。14,000円の高級ゲーミングマウスを絶賛販売中です。
普通はまず5000円くらいの低価格から、徐々に高級品を作っていくと思うのですが。
というか高級品のゲーミングマウスも有名メーカー品が飽和状態なので、よほどのHUAWEI信者くらいしか買わないと思いますが。
まさかの水筒をスマート化
なんとスマート水筒を開発販売しています。HarmonyOS搭載で温度管理ができて、水分補給のタイミングを知らせてくれるらしいです。
その機能必要? 温度管理は管理しかできないので温めたりはできないし、水分補給のタイミングといっても、水筒抱えて走ってるわけではないのでそういう管理機能を付けられても。それこそスマートウォッチ向けの機能だろというツッコミが。
しかもこういう使うたびに洗剤で洗ってという製品は、とにかく防水が徹底したいないと駄目で、ちょっとでも劣化したらそのまま故障一直線です。
さらに値段も3000円と、水筒の中ではそこそこ高い部類。スポーツするならスポーツジョグ2000円があるし、水筒の性能を求めるなら魔法瓶があるわけで。
まとめ
かなり迷走しっぱなしなHUAWEIですが。この先再起はあるのでしょうか。個人的にはHUAWEIのスマホは良さげなので、GMSが復活できることを祈っています。