ゲームのデータだったり録画だったりで、パソコンのみならず様々な分野で活躍するのが外付けの記憶媒体です。一般的にはHDDが多く普及していますが、現在は徐々にSSDへと置き換えも始めっていると感じます。
今回の記事で紹介するのは、SSDメーカーではなかなかの知名度を誇るCrucial販売のX6になります。
Crucial X6の特徴
圧倒的なコンパクトサイズ
私の中ではSSDはも2.5インチのものが多いので、サイズ感はポータブル向けの外付けHDDと大体同じくらいかなと思っていました。
しかし、実物が届いてびっくり、外箱の時点でせいぜい安いイヤホン程度の箱の大きさしかないし、中身はさらに小さいです。
乾電池と比較してもこの大きさなので、もはやポータブル向けのHDDとは比べるまでもなく小さいサイズ感となっています。本当にすごい。
当然小さいので重量も軽く、手で摘んでも重さも特に感じません。
非常に丈夫
この外付けSSDは非常に軽いし、物理的な駆動部分がありません。そのため、うっかり落としてしまったとしても破損する可能性は低く、この点もHDDと比べると非常に優秀です。
SSDなのでそのうち書き込み回数で寿命が来るという問題はあるのですが、HDDも駆動部分の経年劣化などで寿命が来るので、そっちの面での耐久性は実際のところトントンかなと思います。
かなり速度は早い
残念ながら、私のメインで使用しているPCは、TypeC接続には対応していないため、TypeA通常USBのボトルネックが発生してしまっています。
それでも通常の外付けHDDと比べても、圧倒的な速度の差を叩き出しています。
これだけ速度が早ければ、今までの外付けHDDよりも、ゲームの読み込み速度もなかなかに向上するはずなので、優秀な製品だと思います。
発熱も非常に少ない
外付け記憶媒体は書き込み作業をしていると、結構な熱を持つことがあります。
しかしこのCrucial X6は特にそういうこともなく、大量のゲームデータを移動させた際も特に熱を持つことはありませんでした。
普段使っているHDDだと、こうしたバックアップの際は非常に熱くなるだけに素晴らしい結果です。
まとめ
とにかく小型で場所を取らないし、速度も早い。これで発熱もしないのだから、基本的には外付けHDDの上位互換といって間違いないでしょう。
ただし、値段の面はやはり高いです。外付けHDDの4TBが1万円以下で買えるのに対し、外付けSSDの2TBは2万円程度はします。
この面を考えると、まだまだ一般普及は難しいかなとも感じました。