arrows We。富士通が開発し各キャリアショップで販売されている最廉価版に位置するスマートフォン。値段が安くて国内ブランドという事もあってか、結構な数が売れている人気商品のようです。
しかし、廉価版なのでその性能はあまり良いとも言えません。今回はそんな arrows Weの性能を解説しつつ、実際にどんな人に向いているスマホなのか記事にしていきます。
arrows Weの考察
処理能力は値段なりでしかない
各キャリアショップにて26000円から22000円くらいの低価格で販売されているだけあって、その性能はあまり高い方ではありません。
処理能力的にはネットサーフィンがちょっともっさりしているけど、ツムツムみたいな軽いゲームくらいなら普通に遊べるといった程度でしょうか。
正直この処理能力だけで見ればXiaomiが出しているような3万円以下のモデルを買ったほうが、満足度が高いでしょう。とはいえ国内メーカーなので、保証の面を考えれば、そこまで悪くないのかなといった印象です。
一応5G対応だけど箔付けでしかない
今話題の5G対応ですが、このスマートフォンで受けられる恩恵は大したことは無いでしょう。
なにせもともとの処理能力が控えめなので、いくら通信速度だけ早く立って、快適な速度でネットサーフィンができるということはありません。
せいぜいアプリや画像などのダウンロードが早くなる程度の恩恵でしょう。
そもそも未だ日本国内の5Gは対して普及していないので、そこまで期待するようなものではありません。
古のMicroSDカードやイヤホンジャックに対応
近年はボトルネックになるという理由で多くのスマホからMicroSDカードスロットやイヤホンジャックが廃止されていますが、本製品はきちん両対応です。この点だけでも非常に購入理由としては強いでしょう。
圧倒的防水性能
arrowsシリーズを語る上で欠かせないのが、石鹸で洗えるレベルの圧倒的な防水性能です。多くのスマートフォンが防水とはいっても常温の水しか防水保証をしないのに対し、このarrows Weは前述の通りの驚異的な防水能力を誇っています。
近年ではコロナウィルスもあるので、スマートフォンもできるだけキレイにしておきたいですよね。そういった方にはおすすめのスマートフォンです。
キャリアスマホ故の弱点あり
一番ネックなのが入手性でしょうか。arrows Weは正式なSIMフリー版が現状存在しないので、キャリアで購入するか、中古ショップやメルカリなどで新品未使用品を購入するしか入手方法がありません。
また、購入した段階で大量のプリインストールアプリ、しかも消せないものが入っており、容量をもろに圧迫しています。
いい加減SIMフリーで、こういった不要なアプリの少ないスマホを国内企業も販売するべきです。
まとめ
あまりスマホを使わないような人であれば、このスマホはそこそこ優秀な選択肢だと思います。
確かにそこまで処理能力は高くないですが、それでも必要十分な性能はあるし、何より洗えるというのは大きいです。
仕事用のスマホとして割り切っている人なんかにもおすすめできます。