節電したらポイントを付与して国民に還元します。
そんな政策を打ち出したのは、我らが日本国民の太陽、自民党岸田政権です。しかしこの太陽は既に曇りきっており、この政策案は素人目に見ても正直ろくでもないものにしか見えません。
今回はそんな岸田政権の節電ポイントの色々な穴について解説していきます。
節電ポイントの穴
諸経費で億円と飛ぶだろう
こういうポイントを実装するには、もちろんお金がかかります。役所にどれだけ節電したか申請するための人件費もかかるし、ネットでシームレスにするのであれば、その分の開発費だってかかります。
支払うポイントはマイナポイントにしろ、そのシステム調整が発生しますし、もし新たにポイントを作るなんてコトになれば、そのアプリ開発費だってかかります。
現金を一律配るのとは手間がかなり違ってきています。かつて起こったマイナンバーカードの兼でも、国民の半数以上が当時マイナンバーカードを保有していないにもかかわらず2000億円以上の予算を注ぎ込まれました。
これらは全て国民の血税で行われています。
ポイントで決算できるのは限定的
しょせんポイントなんてものは現金ではありません。決算に使えるものは限定的で、一部のチェーン店やそこそこ店舗数のあるスーパーくらいなものです。
チェーン店でも現金だけしか使えない飲食店なんて結構見かけるし、ダイソーなんかでもこの店舗は現金だけしか使えないなんてのも見かけます。
都会ならもしかすれば全店舗ポイント払い対応かもしれませんが、都心部から車で30分程度離れた郊外ですらこんな体たらくなので、ポイント払いなんてあまりありがたみがないんですよね。
また、大型スーパーなんかでこのポイントで買い物ができるかもしれませんが、人間は食料品だけ買って生きていけるわけではありません。
家賃くらいはこのポイントを使えるようにしてくれないと、利便性を感じられないのですが、それをできるようにするのは現実的ではないでしょう。未だに大家に手渡しなんてやってる場所もあるらしいですしね。
この時期に節電させるのは不味くないか?
どうせ岸田政権は、原発停止による電力不足を懸念して、こんな法案を打ち出しんでしょうが、はっきりいって夏場にこんなことをさせてどうなるかは一目瞭然です。
目先のポイントに目のくらんだ人たちが、エアコンをつけずに猛暑の中を過ごして、熱中症で病院に運ばれていくことでしょう。
もらえるポイントやエアコン代よりも熱中症にかかった場合のコストは高いですよ。医療費はもちろんのこと、入院することになればその感仕事ができなくなります。有給扱いに出来なければ給与から差し引かれますし、正社員じゃなければもろに時給が貰えなくなります。
それに熱中症とめちゃくちゃ苦しいですよ。なったコトない人が舐めてかかってると、本当に地獄を見ます。健康第一ですので、目先のポイント制度に惑わされないでください。
まとめ
我らが日本国民の太陽、岸田総理大臣閣下はたぶん参院選を控えているのでこのようなややこしい政策を打ち出したのでしょうが、こんな事をするくらいなら全国民に10万円支給をまたやった方が良いと思いますよ
日本の宝である外国人留学生(大多数が中国人)に金ばらまくくらいであれば、国民に金をばら撒くべきだと思います。これでは斜陽ですね。