円安の影響はとどまるところを知らず、その値段のインフレはスマートフォンにも及びます。
最近ではスマホに20万円もかかることがザラになっている、現在日本の地獄絵図を解説していきます。
iPhoneの値上げがエグい
日本人の多くが使うiPhoneですが、その値上げ額はのっぴきならないところまで来ています。
なにせ7月以降からは今までの価格よりも最大で4万円もの値上げになっていて、もはやミドルスペックのスマホがもう一台変えてしまうような値上げ額です。
今までのiPhoneも、世代を重ねるごとに値上げ傾向にありました。
しかしそれはあくまでも世代が上がった事による高性能化の煽りを受けたものであり、商品価値自体が上がっているのだから、そら商品定価もあがるというのが当然のことでした。
しかし、今回の4万円値上げは、明らかな円安が大きな理由です。既存の商品が値上げしており、20万円も出してスマートフォンなんて誰が買うというのか。
Androidも高額化が進んでいる
iPhoneが駄目ならAndroidに変えればいいじゃん。そんな風に思う方もいるでしょう。しかし、国内販売のiPhoneも結構な高額化が進んでいます。
国内向けのAndroidスマホでかなり知名度の高いAQUOSも、最新フラグシップモデルがほぼ20万円という価格で、悪い意味で話題になっていました。
無論さがせばAndroidスマホでも安くて高性能なものはまだあります。ただしそういうのはキャリアショップで売ってなかったり、輸入品だったりと、一般層にはまだまだ敷居が高いのが現実です。
今後はエントリースマホが流行るかな
コロナや戦争で不景気になって給与が下がり、円安で物価は大幅高騰。もう多くの日本人は貧乏になっていて、大学進学を諦める若い世代も多いです。
これほどまでに貧乏なのだから、スマホになんか金をかけられない人が多いでしょう。
今までは周りに合わせる形でiPhoneを使っている層も多くいたようですが、今後はそういう人たちが減ってエントリースマホを買う人が増えていくと思います。
性能は低いです。処理能力の関係で動作はもっさり、カメラは手ぶれ補正なしで夜景もノイズまみれ、ROMが少ないからアプリもあんまり入れられない、ゲームなんて当然できない。
けど仕方ないですね。だって日本全体が貧乏なのだから。今後はiPhoneや高性能泥スマホは、それなりに裕福な人しか買えない時代がやってくるのでしょう。