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ウルトラワイドディスプレイは実際のところどうなのか考察

ゲームは大画面に限る。そんな意見はいつの時代も必ずしも存在していて、実際にサイズの大きなディスプレイや、横長タイプのワイドディスプレイなんかも販売されています。

また、ディスプレイを2枚3枚用意して、それを一つのディスプレイとしてゲームをしている人もいるくらいです。

しかし、それは本当にゲームに向いているのかと言われると、私個人の感覚でいえばそこまでではないと言わざる得ません。

ウルトラワイドディスプレイはゲームにはさほど向いていない

人間の視野角はそんなに広くないぞ

人間の視野角は実際そんなに広くはないです。ウルトラワイドディスプレイを用いて、ゲーム視野角自体を広げたとしても、実際そんなにカバーはできないのです。

 

なので、このモニターに変えたからといって、いわゆるシューティング系の対人ゲームで戦績が向上するかと言われると、ここはノーとしか言えません。

 

スペック要求が上がってしまう

グラフィックボードにかかる負担が多くなるので、カツカツな性能のグラフィックボードで出力している場合は、結果的にゲームが処理落ちしてリフレッシュレートが下がってしまう可能性があります。

 

ゲーミング向けのウルトラワイドモニターなんてのは、基本的にニッチな製品でお金がかかる上、マシンへの要求値もあがってしまうため、そこまでお金に余裕のない人には厳しい選択肢となるでしょう。

 

なお、低価格でゲーミングを名乗っているウルトラワイドディスプレイもあるにはありますが、そういうディスプレイの多くはリフレッシュレートが良くて75Hzどまりです。有名メーカーですらそういうせこいことを行っているので、買う場合には応答速度はかならず確認しましょう。

 

 

臨場感が上がるという意味でなら効果あり

一方で、ゲームの臨場感を上げて没入させてくれるという用途であれば、ウルトラワイドはこれ以上ないほどにゲームに向いている製品です。

 

デュアルモニターでそれを行う場合、モニター感の間でどうしてもベゼルの線が入ってしまいますが、ウルトラワイドなら統一された画面で美しい画面を楽しむ事が可能となります。

 

作業向けならデュアルディスプレイの方が良い

一方なんらかの作業をするのであれば、ディスプレイはウルトラワイドで一体化してしまうよりは、別画面にした方が良いです。

 

片方に資料、片方にワードやエクセルなんて使い方をするのであれば、別に画面を一体化してしまう必要はないですし、片方だけ縦長にして作業効率をアップなんて使い方もできます。

 

また、ウルトラワイドを2画面として考える場合、昔のPCやテレビの画面みたいに横幅が狭くなってしまうんですよね。

そういった観点からも、やはり作業にはデュアルディスプレイを推奨しますね。

 

まとめ

ウルトラワイドはまだまだニッチな製品で、わざわざこれを買うくらいなら、普通に30インチ超えの大画面ディスプレイを買うか、デュアルディスプレイにしてしまったほうが使い勝手は良いと考えます。

 

しかし、ウルトラワイドにもメリットが無いわけではないので臨場感を高めたいというのであれば、悪くはない選択肢なのでしょう。

 

PHILIPS 241E1D/11
 
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