格安ガジェットブログ

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最近のスマートフォンがつまらない件

スマートフォンは日夜進化を続けているのは間違いないですが、その進化が最近頭打ちになっているような感じがします。

昔は新型が出るたびにワクワクしたものですが、最近ではまたこんな感じかと、興味すらわかなくなってきました。

処理能力の進化が頭打ちになっている

スマートフォンで最も重要視されていた要素は、やはり処理能力の高さです。搭載SoCの性能が高ければ高いほど、動作が軽くなって快適に使えるようになるので、まず重要視すべきはこの処理能力の高さだと私は思います。

 

が、最近はこの処理能力の進化が頭打ちになっているように感じています。確かに、ベンチマーク上のスコアなんかを見ると、数値上は大幅に進化を遂げていることがわかります。

しかし、ベンチマークスコアはある一定数を超えてしまうと、日常仕様では大差ない、体感できない程度の処理能力の差しかないのです。

 

一部重たいゲームなんかを遊ぶのであれば、そこの差が如実に感じられるのですが、私はそんなにゲームばかり遊ぶ人間でもないので、そういう局所的な性能差を言われてもって感じなんですよね。そもそも今使っている1世代前のフラグシップSoCである、Snapdragon 888搭載のスマホでも、特にゲームで困ったことなんて無いのが現状です。

 

しかもこういう処理能力の進化は発熱や消費電力とのトレードオフになるので、現在においては処理能力だけ上げまくっても他の部分で欠陥が見えてくるんですよね。

 

 

カメラ性能が上がっているけどそこはそんなに求めていない

カメラ性能な進化は結構わかりやすく目を見張るものがあります。多くのスマホがこのカメラ性能に重きをおいていて、あの手この手で映像が美しくなるように努力されています。

 

ただこのカメラ性能、みんながみんな求めているかと言われたらそこが違うと思います。インスタ映えなんて言葉が出来るくらいには、写真を撮ってアップグレードする機会は増えているとは思いますが、実際のところそんなに写真を撮っている人ってそうそう見掛けないんですよね。

 

しかもこういう映像の美しさなんてのは個々人の感性に左右されるものなので、人によってはこのメーカーのスマホの写真は汚い、綺麗と二分されることも少なくないです。同じメーカーのスマホでもカメラ性能をアップした筈が、前のほうが色味が良かったなんて意見も聞きますし、あまりにも不毛というか……。

 

また、こういうカメラ性能を極限まで求めた人が行き着く先は一眼レフカメラなどの本当のカメラなので、スマホのカメラ性能とはまた需要が違うんですよね。

例えばよく話題になっている撮り鉄という人種の多くも、みんなカメラを装備していますよね。

 

円安関係なく値上げが酷い

極めつけはやはり値上げでしょうか。これは円安関係なくインフレ傾向になって、ちょっと前までフラグシップモデルは7、8万円で買えたのに、円安前の最新機種で12万円、そして円安後のに登場した最新機種で19万円と異常なまでの高騰が進んでいます。

 

半導体不足とか単純な製造単価の高騰などの理由があるのはわかりますが、あまりにも急激な高額化に普通に引いてしまっています。iPhoneAndroid関係なくこんな感じの価格になってしまっているので、買う側としてはやってられないですよね。

 

まとめ

最近ではミドルプライスのスマートフォンでも、日常仕様には困らないものが多くありますし、わざわざこんな高いスマホなんで買わなくてもいいかなって感じます。

性能も体感できるほどは変わっていないし、カメラ性能だとそこそこ綺麗に取れれば問題ないしで。

今不景気ですし、スマホなんかよりお金をかけるべきものは色々あるはずです。

 

OPPO Reno5 A
ミドルの価格帯でこの性能は流石にすごい。
 

 

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