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スマホの充電規格について。ワット数だけ合っていても急速充電ができるとは限らない!

最近のスマホではエントリー帯でも付いてるくらいにはメジャーな急速充電機能ですが、この急速充電にも色々種類があるということをご存知でしょうか。

もちろんある程度の互換性があったり、スマホ自体が複数の急速充電規格に対応しているので、結果的に急速充電自体はできることもありますが、それでもフルスペックで急速充電できるかと言われるとNOだったりします。

 

今回は急速充電規格について解説していきます。

急速充電規格一覧

Quick Charge

おそらく一番初めに多くのスマートフォンにて普及した急速充電規格です。QCと略されます。昔はほとんどのスマートフォンにメインで採用されており、現在は後述のPDに食われ気味ですが、それでもサブ的に採用されていることもあります。

充電器についても多くの急速充電対応器にQC3.0が採用されています。

 

Power Delivery

PDとも略される現状もっとも多くのスマートフォンに採用されているであろう急速充電規格です。あのiPhoneもこれを採用しています。

QCとは一概にどちらが早いとは比べにくいですが、対応ワット数で言えばPD採用の方が大きいものを採用していることが多いです。たとえばQCだと18Wくらいですが、PDでは45Wのものがザラにあったりします。その分値段も上がりますけどね。

一般的なスマートフォンであれば、まずPD、次にQCに対応した急速充電器を使うのがベストでしょう。

 

 

Huawei SuperCharge

名前の通りHUAWEI系のスマホで採用されている急速充電規格です。HUAWEI系のスマートフォンは充電器がついてくる事が殆どだったので、このスマートフォンを使った事がある人はこれがなかなか優秀であったことは知っていると思います。

昔私が使っていたP20 liteの頃にはすでに存在していて、当時としてはかなり早い充電でした。

まあ今は日本にいないスマホなんで、雑学程度に覚えて貰えば十分です。

 

Xiaomi Hypercharge

Xiaomiスマホで採用されている急速充電規格です。こちらはなんと現状最大で120Wもの大出力で急速充電しているという業界最速の急速充電規格になります。

日本のコンセントではそもそも120Wなんて出ないだろという突っ込みもあるのですが、原理としてはモバイルバッテリーを半分に割って、それぞれを60Wの急速充電を行っているので、直に120Wでぶん回しているわけではないようです。

 

OPPO SUPERVOOC

OPPOが採用している急速充電規格です。こちらも現行モデルだとXiaomiほどではないものの、65Wでの急速充電でかなり優秀な部類です。

ただこの充電規格、サードパーティ製品が日本では殆ど出回っていない上、純正品も購入がかなり面倒という問題があります。普通に充電器売ってくださいよOPPOさん!

 

ちなみに姉妹ブランドでOnePlusとRealmeが居ますが。こちらの急速充電規格は名前こそ違いますが中身は同じなようです。(ほぼ完全互換なだけ?)

 

急速充電規格にあった充電器とケーブルを買おう

種類が違うと互換性が弱かったりして、たとえば同じ65Wでも、PD充電器ではOPPO find x3 Proは18Wでしか充電できなかったりします。なので充電速度を高い水準で維持したければ、最低でも規格は合わせる必要があります。

これは充電器だけではなく、ケーブル側のチップも重要になるので、そちらもしっかり合わせる必要があります。

 

安いからとAmazonなどで謎の中華ケーブルを買った結果、急速充電できないなんて事も普通にあるので、気をつけて購入した方がいいです。

 

Anker Nano II 65W
こんなに小さいのにPD充電で最大65Wの急速充電に対応。値段も65W対応なのに結構安い!
 

 

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