寝ホンというものをご存知でしょうか。寝ながらイヤホンをつける、またはそれ向けのイヤホンの事を指します。
寝転びながらスマホで動画を見たり、音楽を聴きながらの睡眠だったりの為のものなのですが、これが本当に良いのかと言われるとなかなか難しい面もあります。
今回の記事ではこの寝ホンについて解説していきます。
普通のイヤホンは寝ホンには向かない
基本的に寝ホンは破損と隣り合わせです。
有線イヤホンで寝返りをうてば、当然断線するリスクはありますし、完全ワイヤレスイヤホンだとしても、横向きになったときに圧迫されて、普通に圧力で故障してしまう危険性もあります。いくら枕と布団でクッション性があるといっても、寝相で勢いがついていたりするとそれなりのリスクはあるのです。
また、破損はしなくとも根本的な問題として、イヤーピースが耳の穴の中で外れてしまう危険性があります。こうなってしまうと、耳鼻科にいって、医者に引っこ抜いて貰わなくてはならなくなるので、イヤーピースを使うカナル型イヤホンで寝ホンするのは恐怖でしょう。
寝ホンには寝ホン用のイヤホンを使おう
狭い需要ではありますが、寝ホン専用のイヤホンも販売されています。普通のイヤホンよりも柔らかい感じに作られているものが多く、横向きになっても耳が痛くならないし破損しにくい作りになっています。
ただし、いくら寝ホン向けとなっていても、破損しないというわけではないので、消耗品と考えて購入したほうが無難です。
100円均一のイヤホンもあり
どうせ壊れやすいんだし、いっそ完全な消耗品として割り切ってダイソーなどの100円イヤホンを購入するのもありです。
100円均一のイヤホンであれば、1個壊れても100円からの損失だし、インナーイヤー型のイヤホンであればイヤーピースも使っていないので、耳の穴の中に残ってしまう危険性もありません。
音質に関してははっきり言って良くないですが、そもそも寝ながらというずぼらな使い方をするイヤホンに音質まで求めるのは酷でしょう。
まとめ
寝ホンは結構やりたくなることもあるんですけど、やはり故障しやすい点と、耳の中にイヤーピースが残ってしまうという恐ろしいリスクがあるのが問題です。
一応寝ホン向けの製品もちょくちょく見かける時代にはなってきたものの、まだまだメジャーな製品とはいえません。
寝ホンするならセリアやダイソーのインナーイヤー型を使い潰すのが、今一番おすすめできる方法なんではないでしょうか。