格安ガジェットブログ

格安ガジェットブログ

月水金の隔日更新!ガジェットの紹介、コラムを書いてます。

ゲームパッド選びがなかなかに難しい。純正品であっても油断はできない件

現状多くのゲーム機やパソコン向けに、ゲームパッドは幅広く販売されています。各ハードメーカーが出している純正品は勿論こと、HORIなどのサードパーティ製の老舗や新進気鋭の中華ブランドまでかなり多くの数が展開されています。

サードパーティ製らしく安いものから、純正品よりも高性能高級なモデルまで価格帯も広がりを見せていますが、この中からまともなゲームパッドを選ぶのって非常に難しいんですよね。

今回の記事ではゲームパッド選びがなぜ難しいのか、比較的コスパの高くて上等なものを紹介していきます。

ゲームパッド選びがなぜ難しいのか?

高級品でも駄目なものが多い

安かろう悪かろうであれば単純なのですが、ことゲームパッドにおいては高くても駄目なものが多いんですよね。

例えばXbox純正のプロコン、そのエリートモデルにあたるものがあるんですが、マイクロソフト純正品にもかかわらず、一部ボタンが破損しやすいと悪い意味で話題になっており、未だにその貧弱製は解決されていないようです。

しかもこれ、ラバードーム製のボタンではなく、メカニカル式スイッチのボタンなので、素人では修理もできないという中々に厳しい代物です。

 

また、そういった貧弱製の問題でなくても、手に合わないという問題もあります。Razerの出しているゲームパッドは、機能面自体には特に問題がないのですが、とにかくサイズ感が大きくボタン配置も手のサイズを要求してくる関係で、大柄の白人男性でもこれは握りにくいと酷評していることがあるくらいです。

手のひらのサイズが小さめな日本人では、さらに操作しにくいこと請け合いでしょう。

 

スティック周りの問題

ぜんコントローラー共通の問題として、スティックまわりの問題もついて回ります。

現在主流のゲーム機であれば、必ず左右合わせて2本スティックがついてくるのですが、これらには耐久性と精密性が要求されます。

まず耐久性。スティックは結構激しく動かすことを要求してくるゲームが多いので、生半可のコピー品ではすぐに駄目になってしまいます。この時点で激安中華品には不安がでてきますよね。

コピー品でなくとも、任天堂純正のプロコンでは、スティックが粉吹いて壊れてしまったという話をよく聞くので、もはや消耗品みたいなものとなっています。

 

次に精密性。小さく動かした際に反応するデッドゾーンの狭さによって、どれだけ細やかな操作ができるかが分かれてくるのですが、多くの中華製の激安品はこのデッドゾーンがかなり広めになっていて、あまり精密さを求める対人戦ゲームには向かないのです。特にFPSゲームでコントローラーを使うのであれば、このデッドゾーンの問題は非常に重要視される点でしょう。

 

3つもフォーマットがある

現状コントローラーのスタイルは3つに分類されます。Switch向け、PS向け、そして箱向けの3フォーマットです。

自分のゲーム機に合わせて選べばいいですが、複数のゲーム機で遊んでいるのであれば、その分だけ種類を選んで購入しなくてはなりません。

 

パソコンの場合は好きなコントローラーを買って使えば問題はないのですが、それでも多くのゲームはコントローラーの表示がXbox向けになっているので、普段SwitchやPSで遊んでいる人が、同じコントローラーを使い回す際には少々不便に感じることでしょう。

 

 

比較的おすすめのコントローラー2選
Xbox ワイヤレス コントローラー

純正品で正しい意味でちゃんと安心して使えるコントローラーです。耐久性は申し分ないし、純正品なので基準値となるであろうスティックの精密さと、カジュアルに使う分にはまず問題なく使っていけるゲームパッドです。

ただし注意点として、最近の円安やインフレの影響もあって、値上げ傾向にある点は注意です。2倍とちょっとだせばエリコンを買えるという価格帯になってしまっているので、安くはないかなと。まあエリコンはエリコンでABXYボタンの耐久性問題があるから、一概あちらが上位互換とは言えないんですけどね。

XboxおよびパソコンのSteamなどでゲームをやる人には最適解だと思います。

 

8Bitdo Pro 2

中国香港の企業が展開しているゲームアクセサリーブランドの製品です。残念ながらこの商品は任天堂のライセンス品ではないですが、日本でもサイバーガジェットが委託販売しているので、ちゃんと技適も取ってある、その辺の格安メーカー品でないことはわかると思います。

この製品はレトロ調のデザインで、スーパーファミコンのコントローラーにグリップをつけたようなデザインになっており、ボタン配置的にはPS向けのようにも見えますが、Switch及びPC向けの製品です。

価格帯的には純正品とそこまで変わらないのですが、背面にはマクロボタンを2つ搭載し、専用のソフトウェアも用意されているなど、非常に高性能な製品となっています。

反面、スティックの強度的には純正Switchプロコンと大差ない程度なので、やはりガツガツハードに使っていく人には消耗品でしょう。

 

まとめ

コントローラーははっきり言って消耗品という側面が強く、とくに良く遊ぶ人ほどコントローラーを駄目にします。中にはプロコンを3ヶ月ほどで壊れるほどに使い込み、次から次へと買い替えていく猛者もいるくらいです。

そこまでのハードユーザーでなくとも、ゲームによってはスティックのガチャガチャを強要してくるものもあるので、壊れたら買い替える程度に考えて使った方が良いでしょう。

 

 

HOME