楽天モバイルでも9月4日ごろに通信障害が発生しました。auがやらかしたばかりなので、他キャリアも入念にチェックをしているものだと思いましたが、楽天モバイルは見事やらかしましたね。
三木谷社長は「大規模通信障害、基本的にうちではあり得ない」と豪語していたのにこの有様です。椅子の上でふんぞり返っていたから突かれ後ろに倒されてしまったのでしょうか。うーんこれは落胆モバイル!
ただ通信障害を起こしたとは言え、その割にはあまり話題になっていませんでした。今回はそんな楽天モバイルの通信障害がなぜそこまで話題にならなかったのか解説していきます。
楽天モバイルの通信障害が目立たなかった理由
通信障害が起きたのが日曜日だったから
この通信障害が起こったのは日曜日でした。平日であれば、皆さんも仕事で電話することが多いのでそれについての怒りの声が響き渡る事が多いでしょうが、日曜日であれば比較的連絡を取り合う人は減少傾向になるので、「通信障害なんてあったの?」という人も多いでしょう。
時間的にも短めだし影響も少なかった
この通信障害が起こったのはおよそ二時間半程度のことだったので、なおのことそれに気づかない人が多かったです。
さらに通信障害といってもauの時のように完全に圏外になるものではなく、人に寄っては電話だけできないとか、アンテナは4つあるけど4Gに繋がっていないなどの影響の少ない通信障害だったため、LINEなどでやりとりしてたけど、電話をしなかったからまったく気づかなかったという人もいるでしょう。
また、私を含め楽天モバイルを使っていても、まったく通信障害の影響を受けず普通につかえて居たという人もSNS上で結構見かけたので、かなりまちまちな通信障害だということが分かるでしょう。
そもそも楽天モバイル自体繋がりにくい
身も蓋もない言い方ですが、楽天モバイルってそもそも繋がりにくいんですよね。私はちゃんとエリア内にいるから続投して使っていますが、他のユーザーの声を聞くと、しょっちゅう圏外になるとか、室内だとアンテナが四本立たないとか、散々な評価を耳にします。
普段からこんな有様なので、通信障害になっていても「ああいつものことか」となって気にもしないのです。
楽天モバイルをメインで使っている人は少ない
上記の通り楽天モバイルの評価なんてこんなものなので、私のようにメインの回線として使っている人は少ないんですよね。
現状楽天モバイルを使っている人は、エリア的に普段使いしても問題無い少数のメイン回線派、楽天市場のポイントアップ狙いや通信障害対策などのサブ回線派の2つの派閥に分かれるでしょう。それも多くは0円プランが廃止された際に解約しているので、現状の利用者数は他キャリアと比べるとあまり多くはありません。
メインとして楽天モバイル回線を使っているならともかく、サブとなるあまり使わないスマホに楽天モバイルのSIMを指して使っている人は、通信障害なんて起きても気づきようがないですよね。電源落としてるんだから。
まとめ
利用者が減っていることで怪我の功名的にそこまで話題にならずに済みましたが、これは決して喜ばしいことではありません。
せっかくキャリア参入したんだから、最低限都市郊外くらいのエリアくらいは安定して通信できるようにしてくれないと、ユーザーはますます離れてしまいますよ。