最近パソコンが古くなってきて、電源ユニットからカリカリと異音がすることが増えたので、今後値上がりする可能性も考慮して思い切って買い替えしました。
前のPCが五年前の製品ということもあって、同じミドルグレードのPCを購入したので結構変わるかなと思っていたのですが、実際のところはどうなのか。この記事では5年の月日を経て同じグレードのPCがどう変わったのか考察していきます。
前と今のデスクトップPCのスペック差
- OS:Windows 10 Home → Windows 11 Home
- CPU:Intel core i7 7700 → 12700F
- GPU:Nvidia GeForce GTX1060 3GB → RTX 3060 12GB
- SSD:kingston 2.5インチ 240GB → Crucial M.2 1TB
- RAM:DDR4 2400 16GB → 3200 8GB×2
- 電源:750W ゴールド認証 両者共通
CPUが第7七世代から第12世代まで大幅進化し、GPUも2世代ほど進化しています。
SSDも大容量になって、インチ型のものからM.2スロット対応のものになりました。
RAMは多少性能があがりましたが大差なし。電源はどちらもほぼ同じメーカーが違うくらいです。
ちなみに購入メーカーは、前のがマウスコンピューター、今のTSUKUMOで買ったものです。
マウスコンピュータ製のBTOはなんだかんだ5年間ほぼ毎日使っていてここまで長持ちしているし、電源のカリカリ音も毎日起こるわけでもないのでなんならまだ使えるくらいには高耐久でした。
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TSUKUMOが5年持つかはわかりませんが、3年保証も付けられたりと、十分にアフターサポートは手厚いし、即納モデルとはいえ購入から2日で届いたので非常に良い会社だと思います。
特に即納モデルだと、カスタマイズできないぶん割安になっているのが高評価です。
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OSはアップデートした
OSは新しい方ももともとWin10が入っていたのだけれど、このPCでは普通にWin11に更新できたのでアップデートしました。
このOSの使用感的には、やはりWin10のほうがとっつきやすいです。右クリックメニューを無駄に格納とかしているし、前の仕様に戻すにはレジストリを追加しないと行けないしで初心者には敷居が高いと思います。
UI周りはだいたい弄って、Win10の使用に変更していることからも、Win11のUIがダサくてとっつきにくい事は理解してもらえると思います。
それがわかっていたのに何故アップデートしたかというと、Win10のサポートが2025年に切れる予定だからです。このPCには3年保証を付けているので、3年間は使い倒したいから、OSのサポートがその前に切れるのは簡便願いたかったのです。
もしかしてCPUの進化って頭打ちになっている?
さて、まずは頭脳となるCPU。大幅に世代が上がっているので大幅な進化をと思っていましたが、実際のところはそうでもないというのが正直な感想です。
もともと、前のPCの処理能力に関しては不満なんて一切ない状態だったし、普通にサクサク動作していたんですよね。本機も同じi7グレードのものを使用しているので、使用感的には特に早くなったとは感じません。
たとえばベンチマークテストとかで数値を出せば、その性能差はかなりのものになると思います。しかし、私が日常的に使っている体感上では、たぶんこっそりCPUだけ入れ替えられても変わらないかなと。
特にCPUって、一般的に重い動作とされるゲームにおいてもあまり重要視されない部分なので、ゲーマーさんでも体感するほどではないと思います。
配信だったりエンコード作業だったりの、CPUを重視する作業でもすれば変わってくるでしょうが、私はYoutubeなどはやっていないので。
一般的なネットサーフィンだったり、カジュアルなゲームプレイだったり、Officeソフトだと、目に見えて感じられる進化はないのかもしれませんね。
GPUはだいぶ進化してる
GPU、グラフィックボードまわりは素人目に見てもかなり進化していると感じられます。
なにせカジュアルゲーマーな私から見ても、かなり処理能力が上がっているので、より高画質設定でゲームがヌルヌル動きますから。
さらに着目したいのが、VRAMが大幅に跳ね上がった点です。当時のグラボだと最上位モデルの1080でも8GBしかVRAMを積んでいませんでしが、今の世代ではミドルロー程度の3060でも12GBものVRAMを積んでいるんですよね。
これによってVRAM性能を重視する作業、たとえばAIイラストを生成するのに最適なんです。なんならこれがやりたいがためにパソコンを買い替えたまであります。
SSDの大容量高速化
5年前の段階でもM.2 SSDは普通に存在していましたが、当初は爆熱になるし値段も高かったりと、結果的に多少読み書きが遅くとも2.5インチSATA接続のものを選択する人はそれなりにいました。
ただ流石に5年も経つと、このへんも改善が見られるようで、より発熱が抑えられたりいい感じのヒートシンクや冷却システムが考案されたり、もの自体が安くなったりでお求めやすい価格になってきました。
ちなみにSSDは大容量化すると読み書き速度が上がる特性があるので、240GBから1TBに大幅容量アップしたこともあって、データ移行はものすごく速かったです。
まとめ
普通に使用しているぶんには処理能力面でたいして変化はありません。しかし、ゲームだったりイラスト生成だったりの面では大きく変化が感じられる良い買い物だったと思います。