今や多くのショッピングサイトで見かける、よくわからないメーカーが販売する激安中華ガジェット。たしかに安いし使えないこともないのですが、実際に買って使うのは結構リスキーだったりします。
この記事では、未だに一定数売れているらしい、謎の激安中華ガジェットがどうして買うべきではないのかまとめていきます。
どうして謎中華ガジェットは買ってはいけないのか?
保証面の問題
まずは保証面の問題があります。激安中華ガジェットで、メーカーが聞いたこともないような小さなものだったりすると、実態は個人経営に近いようなところがODM生産品を販売しているという形になっている事が多いです。
そのような場合ですと、初期不良や保証期間内での故障があった場合、なんの保証も受けられないことがあるからです。個人経営ではそのような手厚いサポートなんて一々してられませんし、そもそも1年も続かずに途中で販売を畳んでしまうことも大いです。
安心の2年保証とか書いて置きながら、いざ初期不良が発生して販売元に連絡したら音信不通、Amazonの商品ページも無くなっていたなんてことはザラにあります。
サポートがちゃんとしているところだって廉価版を出しているのだから、そこから買ったほうがいいですよね。
品質の問題
安かろう悪かろうが原則ですので、あまりにも市場価格とはかけ離れた安さの製品は、普通疑ってしかるべきです。実際、私が過去に買った令和最新版TWSなんて、買って1ヶ月も持たなかったです。それも5台買って3台は。
結局安物なんて品質の悪い部品で雑に作っているので、そういうふうになってしまうのが当たり前なんです。
ごみ処理台にだってお金がかかるし、買い替えて使っていくにしてもある程度の金額を出せば保証期間内は持つことが大半です。品質の高いものを長く使う方が、最終的にはお得になるんですよね。
そもそもスペック詐欺がある
さらに恐ろしいことに、中華製品の激安品は平気でスペックを盛ってきます。
例えば大容量モバイルバッテリーですと、中身のバッテリーは表記の半分も搭載されておらず、重量ごまかしのために鉛が入っていたとか。
例えばスマートウォッチだと、血圧などの測定は圧力がかかるとそれっぽい数値がランダムで表示されるようになっていたとか。
こういったスペック詐称がある以上、こんなに安いのに機能もたくさんなんてのは胡散臭い以外の何者でもありません。
まとめ
中にはまともな商品もあるでしょう。しかし大多数がこういったロクでもない製品ばかりなので、Amazonや楽天市場で妙に安くて聞いたこともないようなメーカー品を買うのはリスキーなんです。
もしどうしてもそのような激安品を買うのであれば、サクラチェッカーやレビュー探偵でも試したほうが良いでしょう。
これも必ず見抜けるというほどではないですが、気休め程度には役立ちますからね。