前回の記事でDX160 ver 2020にMango OSを導入して、実際の時間にて1月以上が経過しています。書き溜めの予約投稿なので、記事の日数的に1週間ですが。
純正のOSではないので、実際に試してみるのは不安という方もいると思います。今回の記事では、不安に思っている人を解消すべく、実際どんな感じだったかを書きまとめていきます。
続きを読むCHUWIは安価なWindowsPCを多く発売している中華メーカーです。タブレットやノートパソコンなどのモバイルPCが多いです。
今回紹介するCHUWI LarkBoxはデスクトップPCですが、非常に小さい製品です。
片手で掴めるほどに小さな筐体です。移動先にディスプレイとマウスとキーボードがある環境であれば、この小さなパソコン一つ持ち運べば出先で使用することが可能です。
ただ、そこまで条件が整っている事は稀な方だと思うので、持ち運び用というよりは省スペースで使えるPCと考えた方が良いでしょう。
使用しているCPUはCeleron J4115です。Celeronと銘打っていますが、このCeleronは悪名高きAtom系の後継であり、処理能力はそれらしく低いと言わざる得ないです。
もっさりした動作なので、ちょっとしたネットサーフィンや動画鑑賞、オフィス作業であれば普通にこなせますが、それらを同時に行う事は厳しいし、ゲームなんてもってのほかな性能です。
小型なので熱処理関係で性能の高いCPUは使えない。
メモリは6GB、eMMCは128GBという微妙な性能です。少なすぎて困るとまでは行きませんが、Win10を快適に使用できる数値かと尋ねられると、首を横に振らざる得ません。
ただし、メモリはどうしようもありませんが、ROMはSATA接続のM.2SSDを増設可能です。また、より簡単にMicroSDカードを入れることも可能です。
快適な動作を求めるのであればRAM8GB、ROM256GBは欲しいところ。
ノートパソコンを基準に考えると、そこそこ充実したインターフェースです。最近はノートパソコンもポート数を減らす傾向があるので、これだけ揃っているのは嬉しい点です。
ディスプレイなどによくあるVESAマウントにも対応しており。付属のブランケットを使用する事で、ディスプレイ背面に固定する事が可能です。タダでさえ省スペースなのに、もはやディスプレイ一体型パソコンのように使用できます。
処理能力が低い事。持ち運びしやすいが使用環境が限定的という点が結構惜しい製品です。しかし、約2万円という非常に安価な値段を踏まえると、処理能力の低さは目を瞑れます。
VESAマウントで固定する機能も踏まえると、CHUWI側も省スペースPCとしての使用を推奨しているのではと思います。
今は動画配信サービスなんかでも需要があると思うので、テレビ向けの動画鑑賞マシンとしての使用もありだと思います。