
皆さんはElonaというフリーゲームを知っているでしょうか。今から10年以上前にブレイクした、風来のシレンなんかで有名なローグライクゲームです。このElonaというゲームは、圧倒的自由度とカオスな世界観でかなりコアな人気を誇っていました。
そのElonaですが次回作を作っていると宣言されたあと、勝手に中国がElona2とか作ったりして、作者が萎え落ちしていたこともあったのですが、昨年中期頃にアーリーアクセス版がSteamで販売され始めました。
今回は神ゲーだったElonaの後継作品、Elinについてレビューしていきます。
Elinの現状についてのレビュー
チュートリアルがちゃんとチュートリアルになった
前作Elonaをやっている人からすると、これだけでだいぶ丸くなったなと思うことでしょう。
Elonaを知らない人について、過去作のチュートリアルがどんな感じだったかまとめますと、
- 提供された食料が人肉で確率で発狂
- 壁を掘らされ金塊が出てくるが呪われた偽物
- 鍵開け実践用の宝箱が超難易度な上に重くて移動もできない
- しかも中身はゴミみたいなアイテム
- 戦闘訓練で複数体召喚でビルドによっては嬲り殺しにされる
- ガイド役がまるで役に立たない
- 緑髪のエレアがいちいちムカつく
少なくともチュートリアルで全力で殺しにかかってきて、そこで下手したら積みかねないのは他のゲームには中々ないでしょう。どこのソウルシリーズだ。
しかし今作のチュートリアルは、
- 多分人肉は食わされてない(発狂しない)
- 本物の金塊をくれるし鉄製の斧もくれる
- 鍵開け実践用の宝箱は難易度高いが動かせはする重量
- 戦闘訓練は相手が縛り上げられているので無理なら逃げられる
- ガイドは微妙な役立ち度だが可愛いので癒やしにはなる
- チュートリアル役は皮肉屋だがムカつくほどではない
おまえ丸くなったなマジで。当然ゲーム難易度は高いので、なれないと死にまくります。Elonaの時はデスペナルティがキツくてその場で這い上がってばかりだとステータス低下で積むのですが、Elinは最初のゲーム内90日はデスペナルティが無効になっています。
なんて優しいゲームなんだ。
難易度自体は相変わらず高い
前述の通り難易度は高いです。風来のシレン同じくローグライクというジャンルなので当然っちゃ当然なのですが、このゲームは死んで覚える内容になっています。戦闘以外にもアイテムの持ちすぎて潰されて死んだり、作業でスタミナを使いすぎて体力が無くなって死んだり、なんてことも普通に起きます。
また、キャラクタービルドによっても難易度ががらりと変わります。近接職であれば体力とスタミナが多めなので結構打たれ強いですが、魔法職だと体力が少なくて数発殴られたら死にますし、種族妖精、クラス魔法使いとかの特化型にすると初期体力5とかなって1撃死のオワタ式になります。
やれることはかなり多い
今作は前作Elonaよりもやれることが充実しています。特にクラフト要素が強化されていまして、建物用のブロックを作って家や施設を作ったり、作業台や作業ツールなんかもしっかりと作っていく必要があります。
Elonaの時には壁なんかはビルドボードから自由に配置できましたので、マイクラでいうクリエイティブモードだった部分が自分で色々用意しなくてはならないようになりました。
楽したい人には不評かもしれませんが、より没入感を増やしたいという人には良い変更点だったと思います。
現状マウス操作が最適だろう
前作はキーボード操作がメインで人によってはゲームパッドでの操作という感じだったのですが、本作はほぼほぼマウス操作が主流という設計になっています。


というのもキーボード操作だと、画面表示が基本斜めグリッド、ワールドマップ上では通常グリッドとなっており、WASDだとかなり操作しにくいんですよね。通常時でも斜めグリッドでなければよかったのに、ここは良くない変更点だと思います。
マウス操作であればカーソルで指定した場所をクリックすれば、その位置にキャラクターが移動してくれるので、問題なく操作は可能です。
ちなみゲームパッドはそもそも対応してません。これはSwitchでの販売とかは考えていない設計ですね。
まとめ
まだアーリーアクセス版ということで完成には至っていませんが、それでも色々とできることは多いので非常にボリューミーな内容になっています。
戦闘以外にも牧場や畑の経営なんかもできるので、ゲーム内でスローライフを送りたい人にもおすすめです。
体験版もあるのでまずはそちらをダウンロードしてみると良いでしょう。

