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MCHOSE MIX87 レビュー 激安なのに脅威の0.001mm対応のラピッドトリガーキーボード

MCHOSE MIX87

ラピッドトリガーキーボードはかつては高い買い物でした。しかし、昨今ではだいぶ価格も落ち着いてきており、コンパクトサイズであれば5000円台で購入できる製品も増えてきています。

しかし、コンパクトサイズだとゲームに特化しすぎており、普段遣いと併用できないという問題があります。

そんな中でMCHOSE MIX87というゲーミングキーボードは、テンキーレスサイズの配列で、8660円から11596円という価格。そしてこの安さにも関わらず、RT精度は0.001mm対応という、化け物みたいなスペックの製品になっています。

今回はその格安、高性能なゲーミングキーボードをレビューしていきます。

 

MCHOSE MIX87の製品特徴

価格の安さがすごい

まず本製品はかなり価格が抑えめに設定されています。

  • Lightning Magnetic Switch 0.005mm 8660円
  • Gateron Apollo Magnetic Switch 0.001mm 11596円

低価格なモデルでは0.005mmの精度(それでも市場では非常に高性能)で9000円を切っていますし、高性能なモデルでは現行のラピッドトリガーキーボードでは最強の精度である0.001mmとなっております。

どちらもコストパフォーマンス的にも性能的にも、極めて優秀な製品となっています。

 

テンキーレスモデルのラピッドトリガーキーボードの中には、同じくらいの価格の製品も当然あるにはあるのですが、流石にここまで高性能さを維持している製品は現状存在しないので、コストパフォーマンスを重視する人にはおすすめの製品だと言えるでしょう。

 

ちなみに筆者はAliExpressにて、セール時にクーポンと併用して購入しました。値段は9000円切る価格で高額モデルを購入できました。

 

英語配列のテンキーレスモデル

配列に関してはオーソドックスな英字配列のテンキーレスモデルとなっています。

ラピトリ対応の他のキーボードに多く採用されている、コンパクトサイズみたくゲームにとにかく特化したという配列ではなくて、ゲームもできるし普段遣いでも使いやすいサイズ感だと言えるでしょう。

 

実はラピッドトリガーキーボードの多くはコンパクトサイズで、その次には75%配列が多いという分布になっており、テンキーレスモデルは意外と種類がなかったりします。RazerやLogicool Gなどの大手ゲーミングブランドであれば販売してくれてはいますが、そちらは倍以上の価格となっていますので、そういった意味でも需要の高い製品だと思います。

 

また通常のキーの他に上部分には別途モード切替スイッチとボリュームノブが存在していて、普段遣いの通常モードから、ラピッドトリガー機能を有効にしたゲームモードの切り替えが簡単に行えるようになっています。

 

注意点としては、本製品は中華ブランドの製品にあたるため、日本語配列は存在しない点でしょうか。筆者みたいに英語配列に慣れている人間であれば問題ありませんが、普段日本語配列しか使っておらず、英語配列なんか使えないよって人には、二の足を踏む仕様だと思います。

 

ゲームに最適な性能

本製品は巷で多く存在している【メカニカルキーボードで光ります】というだけのなんちゃってゲーミングキーボードではなく、しっかりとゲームに最適なキーボードになっています。

  • 0.001mmまで対応したラピッドトリガー搭載
  • SOCD対応
  • 0.08msに抑えられた超低遅延
  • 8000Hzポーリングレート対応
  • スキャンレートも256Kと非常に優秀

このように非常に優秀な製品となっています。下手な大手ブランドのものよりも優秀な数値になっているので、プロ仕様ですね。

 

打鍵感打鍵音も悪くない

ラピッドトリガーキーボードにありがちな問題として、打鍵感や打鍵音がいまいちというものがあります。これは磁気軸スイッチの底打ち感が硬いことや、相性の問題でガスケットマウント構造を採用しにくいという問題から発生しているものです。

 

しかし本製品に関しては、それらは特別悪いものとはなっていません。

まず打鍵音に関してですが、本製品のそれがそこそこ音が出るものではありますが、一般的な赤軸程度の音量になっています。カタカタ系の音です。

安いキーボードにありがちな金属反響音とかもまったくないです。本製品はガスケットマウント構造でこそありませんが、5層構造を採用して吸音材をあれこれ仕込むことにより、そういった不快な雑音を0に抑え込んでいるからです。

※筆者が購入したモデルはGateronスイッチを採用した高額モデルの方なので、低価格モデルの方の音に関してはわからないのでご了承ください。

 

打鍵感に関しても、流石にガスケットマウントみたくソフトではないのですが、硬くて指が疲れてしまうなんて状態には決してなりません。実際この記事を執筆する際に仕様していますが、そこそこ長文を書き込んでも、REALFORCEなんかと比べても特別指が疲れたなんてことはありませんでした。

 

付属品に関して

MCHOSE MIX87

付属品はダストカバー、TypeC to Aのケーブル、交換用のスイッチ2つ、キートップおよびキースイッチの引き抜き工具が付属してきます。

特にダストカバーはこの製品にピッタリのサイズで作られているので、非常にありがたい付属品だと思います。

 

 

ソフトウェアはインストール必要なし

www.mchose.store

本製品はネットワーク型のソフトウェアを採用しています。設定時にChrome系のブラウザでM HUB Web版を開くことで、キーボードの設定を行うことが可能になります。

中華のわけのわからないソフトウェアをインストールするのは怖いという意見や、常駐ソフトだと他のソフトウェアと競合して相性問題が発生することがあるのですが、サイトをブラウザで開くだけで、キーボードの細かな設定ができるので、かなり優秀だと思います。

 

ちなみにこのM HUBというソフトですが、かなり直感的でわかりやすいUIになっていますし、日本語にもばっちり対応しています。日本語設定のWindowsからアクセスしたのであれば、特に設定をいじらずに日本語のUIになっている筈です。

 

デザインに関して

MCHOSE MIX87

非常に洗練されたデザインだと思います。ガスケットマウント構造を採用しなかったために実現できたフローティングデザイン。横幅はテンキーレスモデルらしく抑えられ、上部分に便利な切り替えスイッチやボリュームノブを搭載。

キーの下にくる天面にはシルバーカラーのアルミニウムを採用し、高級感とLEDをきらびやかに見せる。価格を抑えるために天面アルミ以外の筐体はABS素材になっているもの、質感的には悪くないデザインです。

キーキャップは汎用的な印字スタイルながら、PBT素材で汚れにくく二色整形で印字ハゲも起きにくい仕様。ゲーミングキーボードとしてお手本みたいなデザインになっています。

 

さて、こんなにも洗練されたデザインなので、一見すると非の打ち所がない製品に思うかも知れません。けれどゲーミングキーボードにそこそこ詳しい人であれば、この製品を見た時に既視感を抱いたと思います。その答えがこれになります。

 

実はこの製品、Logicoolの高性能なラピッドトリガーキーボードに酷似したデザインになっているんですよね。もちろん丸パクリというわけではないので、あくまでも参考にしましたレベルの見た目なのですが。

Logicool起死回生の売れ筋製品をリスペクトした製品なわけなので、そりゃ洗練されたデザインだよねって話です。

 

Logicool G PRO X TKL RAPIDと比較して

では本家本元のLogicoolのキーボードと比較して、どのような差があるでしょうか。

 

  MCHOSE MIX87 G PRO X TKL RAPID
定価 11596 円 32780 円
RT精度 0.001 mm 0.01 mm
配列 英語 日本語
スイッチ Gateron製 おそらくKailh製
保証期間 初期不良のみ 最大2年
ソフト ネット版M HUB やばいG HUB

 

まず価格ですが、定価にして3倍近い価格差があります。ただしこれはブランド料というよりは、保証期間の問題やそもそもMIX87が現状海外通販サイトか楽天市場の海外取り寄せでしか購入できないことからくる価格差なので、ここは仕方ない面かと思います。

なので安さを求めるのであればMIX87、保証はしっかしと合ったほうがいいならG PRO X TKL RAPIDを購入すればよいでしょう。

 

次にRT精度ですがこれに関してはMIX87の圧勝だといえます。10倍のスコア差があるわけですからね。ちなみに精度の高いRTは暴走が発生しやすいという問題がるのですが、MIX87のそれはトップクラスに安定性が高いと評判なので、マイナス要素にはなりえません。

 

配列に関してはどちらも片方しか選べません。Logicoolは海外モデルであれば英語配列も存在するのですが、そちらは日本では購入できなくて、海外通販などでの購入になります。この場合は正規の保証も受けられなくなるので、利点を一つ潰すかたちになってしまいます。

配列は普段遣いの上でも重要になってくるものなので、ここを重視して選択する人は多いでしょう。

 

スイッチはメーカーこそ違いますが、どちらもCherry互換スイッチを製造しているメーカーとしては老舗になります。

Gateronは多くのメカニカルキーボードで採用されてきた実績があります。

KailhはLogicoolの多くのメカニカルキーボードでカスタムモデルのスイッチを製造しています。

なのでどちらが良いかは完全に好みの問題になってくると思います。

 

ソフトウェアに関しては、MIX87の圧勝です。というかG HUBが酷すぎます。使い勝手の面では最近は向上してきているのですが、そもそもの話未だにインストールすらできない人がいるというのはどうなんだって話です。

G PRO X TKL RAPIDを買う人は、まずソフトウェアのG HUBがちゃんとインストールできるかを確認するべきでしょう。

 

どちらがおすすめかと言われると、筆者的にはMIX87をおすすめします。なにせ安いですからね。ただ保証の問題や英語配列しかない点は、人によっては決して看過できない部分でもあるので、その点が気に入らない人は、G PRO X TKL RAPIDやその他大手ブランドメーカーの製品を購入した方が無難です。

 

まとめ

  • 非常にコストパフォーマンスが高い
  • ゲーム性能は圧倒的
  • 普段遣いにも最適なテンキーレスモデル(英語配列のみ)
  • ダストカバーもついてきて嬉しい
  • インスコ不要なソフトウェア
  • 洗練されたデザイン(G Pro Xに影響受けまくってる)
  • 保証は実質初期不良のみ

ありがちな安かろう悪かろうというような製品ではなくて、むしろよくこんな低価格で販売できたなという高コスパモデルなラピッドトリガーキーボードです。

質感も特に安っぽいなんてこともないですし、かっこいい洗練されたデザイン(G PRO X TKL RAPIDだし)だと思います。

 

大きな欠点といえば保証期間くらいなのですが、磁気軸のスイッチは機械的な接点を持たないため通常のメカニカルキーボードと比べて耐久性が高いですし、この製品ってホットスワップ対応なのでチャタリングが発生しても交換対応できるんですよね。だから予備スイッチが2つ付いてくるわけで。

 

日本の通販サイトでも楽天市場であれば購入可能なので(ちょっと割高にはなる)、海外通販サイトは怖くて使えないって人はここから購入すると良いでしょう。

 

MCHOSE MIX87
最強性能のコスパラピッドトリガーキーボード。とにかく安くて高性能。
 

 

海外通販サイトも怖くないという人はAliExpressで安く販売されているので、セールとクーポンを組み合わせて購入すれば、Gateronモデルでも9000円切る価格で購入可能です。

 

 

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