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3COINSのタブレットPCは本当におすすめできるのか解説

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主に日用雑貨からゲームのコントローラーまで、幅広く取り扱っている3COINSですが、近々タブレットPCを販売することになっています。「はじめてのタブレット、これがちょうどいい。」なんてキャッチフレーズで、あたかも入門向けに販売されるこの製品ですが、果たしてこのタブレットは本当に入門向けに最適な商品なのでしょうか?

この記事ではスリコで近々販売予定の、10インチタブレットについて解説していきたいと思います。

 

スリコの10.1インチタブレットについて

データ
名称 10.1インチタブレット
メーカー 3COINS
OS Android 15 Go edition
価格帯 16,500円
ハードウェア
CPU Allwinner A333
AnTuTu 約300,000点未満と予想できる
RAM 3 GB
ROM 64 GB
microSD 対応
充電 TypeC
対応Band SIMスロット無し
Wifi IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax 2.4/5GHz
Bluetooth Bluetooth 5.2
GPS 加速度センサ
バッテリー 6000 mAh
オーディオ ステレオスピーカー
生体認証 無し
近距離無線 無し
ボディ
サイズ 343.5 × 162.2 × 9.6 mm
重量 483 g
画面仕様 10.1インチ ADS
解像度 1280×800
SIM仕様 SIMスロット無し
防水 / 防塵 なし
カメラ
インカメラ 200万画素 1600×1200
アウトカメラ 200万画素 1600×1200
備考欄
付属品 説明書類のみ

 

かなりしょっぱい性能

ぶっちゃけハードウェア性能的にはかなりしょぼいです。どこか優れているところなんて甘えは存在せず、全部しょぼいです。

Amazonで売っている二流三流でもとりあえずブランド名のあるタブレットと比べても論外ですし、名無しの謎中華タブレットと比較しても厳しいかなという性能しかありません。

少なくともこれで通常のAndroid OSなんて積んでいたら、いちいちフリーズ連打してくるので使ってて苛つくことは間違いないでしょう。

 

しかし、本製品のOSは通常版のAndroidではなくて、Go editionとなっています。これのおかげでサックサクな動作とは呼べないまでも、それなりに普通に使える挙動になっていることが予想できます。

 

ただしそれでもストレージ容量が少ないのは言うまでもなくて、64GBではあまりたくさんのアプリも入れられないでしょう。

 

Android Go editionって何?

このGo editionは、国民があまりお金を持っていない、いわゆる発展途上国向けのスマホタブレットで使うために設計されたOSになります。ようは日本で見かけるようなエントリーグレードのスマホよりも、さらに低いハードウェア要項のスマホでも使えるようにした、低スペ向けのOSです。

処理能力の低い端末でもちゃんと動くように設計されたこのOSですが、軽くなった分デメリットも明確に存在しています。

 

まずインストールできるアプリですが、これが大きく制限されます。理由としては単純で、アプリ側が要求するハードウェア要項を満たしていない端末が多いからです。これのせいでそもそもインストールすらできないというアプリが出てきます。

次に、たとえアプリそのものをインストールできても動画極めて重かったり、そもそも安定して動作しないことです。アプリ側が制限をかけていなかったとしても、極端に低いスペックでの動作をそもそも考えていない場合もあって、そういうものだと処理落ちからクラッシュなんてこともお消えます。

あと同時に複数のアプリを動かすというのも苦手でして、いちいちタスクキルしないとすぐにフリーズ連打になってしまう可能性も出てきます。

 

また、アプリ関連以外でも、電力を省電力仕様にしている関係でバックグラウンドでの動きにも初期設定では制限がかかっているので、メールアプリやSNSアプリの通知が基本来なくて、アプリを開いてからやっと通知が来ていたことがわかるということになります。

 

このタブレットで何ができるか

とりあえずネットサーフィンは普通にできると思います。Yahooや楽天市場みたいな、画像や広告まみれのサイトだとプチフリーズしそうではありますが、一般的なブログだとか、小説投稿サイトを見るくらいの用途であれば、そこまで問題はないでしょう。

 

動画鑑賞はちょっと厳しいと思います。まず現在はGo版のYoutubeアプリが提供終了されてしまった関係で、低スペマシンには優しいアプリが存在しないということ。

次にこのタブレット自体の解像度が、HD画質でしかないこと。少なくとも10インチ超えているタブレットであれば、解像度はFHDはないと画質のドットが目立ちます。まあこの処理能力でFHDにしてしまうと、今度は動作が重くなって地獄を見ることになるのですが……

 

ゲームは不可能です。よっぽど軽いゲームならともかくとして、少なくともこのスペックではプリコネもFGOも動かないでしょう。原神みたいなクッソ重たいゲームなんかそもそもストレージ容量が足りないでしょう。

 

音楽鑑賞は辞めといたほうが無難です。こういう安価なタブレットではまず削られる部分なので、音質は期待できないです。スマホ持ってるならそっちで聞いたほうが良いです。

 

写真撮影もまあきついです。画素数が本気で少ないですし、センサーも公表されていないことから本当におまけでつけた程度の代物だと思います。アウトカメラでちょっとしたメモとって、インカメで顔認証(対応しているかは不明)くらいなものです。

 

オンライン会議なんかもきついでしょう。マイクもこういうタブレットでは削られる部分になりますから、下手したら相手には自分の声がガビガビになって聞こえてしまっている可能性もあります。

そもそもこの処理能力ですと、オンライン会議中にフリーズして迷惑をかけることになりかねません。

 

このタブレットだとネットサーフィン以外のことは期待しないほうがいいでしょうね。

 

そこまで安くない

さらに問題なのは価格設定です。というのもこの製品、正直あまり安くないです。Amazonには同程度の性能ということであれば、1万円ぽっきりくらいの価格で販売されている製品があります。もちろん、それはこのタブレットと同じ問題を抱えている場合が多いのですが。

 

そして価格を多少引き上げてよいのであれば、2万円から3万円くらいで、通常のAndroidかつ普通に使えるタブレットなんてかなりの数が販売されているんですよね。

 

 

例えばGalaxy Tab A9+は、結構Amazonでセール対象になっていて、その時の価格であれば24,000円くらいです。8,000円弱足せばこれよりも遥かにまともなメーカー品が購入できます。

 

セール時の価格なんてインチキだろというのであれば、中華の二流メーカーになるものの、ALLDOCUBE iPlay60 Proなんてのもあります。こちらは実質販売価格が17,000円ほどで展開されているので、スリコタブレットよりも500円だけ高いという価格ですね。

胡散臭い中華タブレットだとサポートが怖いと思うかもしれませんが、少なくともAmazonでは長いこと販売しているメーカーですし、初期不良なんかはAmazonに連絡すれば、Amazon側が返品から返金まで一通りサポートしてくれるので、面倒くさいことは殆どありません。

 

ちなみにこのALLDOCUBEタブレットは、ぶっちゃけほぼスリコタブレットの上位互換です。処理能力は上、メモリも上、ストレージ容量も上、スピーカーの数も上。画面解像度も上、カメラの画素数も上(どっちもおまけなのは変わりない)、バッテリー容量も上、急速充電も18Wですが対応。ついでに充電器も付いてきます。

ぶっちゃけスリコタブが勝ってるところがないです。スリコは充電器も付いてきませんから、付属品すら負けてます。

 

初心者におすすめできるか?

さて結論を言いましょう。このタブレットですが、

初心者におすすめはできません!

  • コスパはあまり良くない
  • Go editionのデメリットが多い
  • 充電器ついてこない
  • 同価格帯でもっと買うべき製品は沢山ある

たとえネットサーフィンだけはなんとか出来るにしても、ほぼ同じ値段で使い勝手の良い、ネットサーフィン以外もなんとかなるタブレットがあることを考えてしまうと、まずこれを買うと良いとはとてもじゃないですが言えないです。

また、やはりGo edition特有の問題がついて回る以上、これを初心者の入門機には勧められないです。

 

そもそも、多くの日本人がiPhoneを使っていて、それ以外がミッドレンジスマホを使っているわけですが、下のほうのミッドレンジスマホと比較してもこのスリコタブの性能はかなり低いですからね。

安く済ませたいなら先に紹介した中華タブレットで良いですし、もっとお金出してもいいからiPhoneなんかと同じ感覚で使いたいのであれば、iPad買えってなってしまいますね。

 

 

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