たまにこんな意見を見かけます。ゲーミングスマホなんてものがわざわざ販売されているのだから、通常のスマートフォンはゲームに向いていないのではないか。
そんな疑問に対し、私はこう返します。そんなことは断じてないと。
今回の記事では、通常のスマホでも別にゲームに困ることなんてそうそうないと言うことについて解説していきます。
前提条件
ここでいう通常のスマホというのは、その年内に販売されたiPhoneや、いわゆるハイエンドに分類されるAndroidスマホのことです。
型落ち品やミドルプライス以下のスマートフォンでは、そもそも要求スペックを満たしていないことが多いから、残念ながら原神のような高スペックを要求してくるゲームを最高設定で快適に遊ぶには向かないでしょう。
通常のスマホでも全然問題ない理由
ゲーミングスマホがニッチなのでゲームをそちらに合わせてはいない
ゲーミングスマホという商品群は、はっきり言って非常にニッチです。まちなかを歩いていて、この手のスマホを使用している人はなかなか見かけないと思います。
そこまで普及しているわけでもないスマホを基準にして、ゲームアプリの開発なんてするはずがないのです。
多くのゲームアプリは、iPhoneやGalaxyなどの普及率の高いスマホを基準にして設計がされています。これらのスペックであれば問題なく動くだろうと、そういう設計になっているわけです。
じゃあそれらのスマホを使えば実際に遊ぶ時も問題なく動くよねというわけです。
そもそもiPhoneはかなり高性能
玉石混交で種類が多いから、Android系のスマホはゲームとの相性問題が発生しがちです。これはゲーミングスマホであっても例外はないでしょう。
たとえばコスパに優れていると一部のオタクに人気なXiaomiのスマホですが、これはプロセカ系のゲームではタッチ操作に不具合がでると有名です。
しかしiOSであればiPhoneしか存在しないので、そういった謎の不具合は非常に少ないです。タッチ精度も良好な上、搭載されているチップも同じ世代の他のスマホとくらべても最高性能なので、スペック不足といった事態はまず起きないでしょう。
じゃあゲーミングスマホって価値あるの?
もちろん、ゲーミングスマホの存在価値が否定されたわけではありません。相性問題さえなければだいたいのゲームは快適に遊べますし、SoCをオーバークロックしている事や冷却性能を重視している事もあって、単純なスペック以上にゲーム利用時の性能は、通常のスマホより上だからです。
通常のスマホでもゲームで不満はでないけど、より上を目指したいならゲーミングスマホという認識で問題ないでしょう。
ただ日本で正規販売されているのが中々に少ないので、入手性や初期不良が出た時の問題解決が面倒くさいのが問題だと思います。
まとめ
ゲーミングスマホが悪いとは言いません。しかし、普通に快適に遊ぶだけなら通常のスマホでも十分なだけです。
よりこだわるようなプロ意識の高い人だけ、ゲーミングスマホを買ったら良いと思います。