多くの人が日常的に使いがちな言語の中には、差別用語が含まれていることがあります。本人は悪気なく、そういった意図は一切なく使っていても、その差別用語のせいで大炎上し、結果的に無知は罪だとばかりに潰れるまでぶっ叩かれる怖い世の中です。
今回はそういった、ネット上でも良く見かける、知らずに使いがちな差別用語について解説していきたいと思います。
本記事の目的はどういった差別用語があるのか知り、それを使わないようにするための記事になっています。
特定の個人、国、人種、団体、性癖など、差別を助長する目的や内容ではないのでご了承ください。
知らずに使いがちな差別用語
チョン
これは古くは江戸時代から使われていた蔑称になります。意味合いとしては取るに足らないものという意味で、もっぱら朝鮮人にたいして使われていたものです。
今の50代くらいの世代までは良く使われていて、自分の両親や祖父母の口から聞いたことがあるという人もいるでしょう。
結構古い言葉なので、最近はそこまで耳にはしない蔑称なのですが、親から聞いていたのが耳に残っていて、ついその意味を良く理解しないまま、書き込んだり発言したりということがあるそうです。
とあるVtuberが配信中に悪意なく発言してしまった結果、(同時期に起こした別件もあって)活動休止に追い込まれてしまったのは記憶に新しいでしょう。この出来事事態は軽率だったかなと同情的な意見も多いのですが、そこそこ知名度のある人だったのでその発言で、また流行り出さないか心配ではあります。
ノンケ、ノーマル
これはそっち(男色)のけが無いという意味合いで使われる差別用語です。バイセクシャルやホモセクシャルの人相手に言うと、人に寄ってはものすごい勢いで怒られることがあります。
ノンケに関してはは男色の人によっては別に差別用語じゃなくねという意見もあるくらいには曖昧な立ち位置の言葉なのですが、嫌う人もいるので気をつけたほうが良いです。
あとノンケじゃなくて「俺はノーマルだから」、なんて言おうものなら「俺等は異常者なのか」と更に怒りを買う可能性が高いです。
もし自分が同性愛者や両性愛者ではなく、異性愛者の場合は、ストレートと言いましょう。これは同性愛者側から異性愛者にたいして言い出したのが語源になります。意味合いとしては「まっすぐ」ではなく、「堅苦しい」から来ている言語なので、差別的要素は一切ない、異性愛者の呼称になります。
黒人
多分多くの日本人は差別的な要素は含まずに言う言語ですが、一部では差別用語とみなされることもあります。黄色人種がイエローとか言われるのと同じ感覚でしょうか。
どっちかというと英語化した際に、呼び方で差別的になる蔑称なので。本来日本人が言う黒人というのは差別的な意思は伴わない筈なのですが。なのでアメリカ人が黒人(ブラック、ニガーなど)と言った場合は明確な差別用語になります。
じゃあ日本人はどう呼べば良いんだよとなりますが、かなり難しい問題になります。忖度しすぎもそれはそれで差別的という意見もあり、こういう人種を色で区別している問題は非常に難しいですね。
まあ日本人は普通に黒人と表現してしまっても、結果的には問題ないと思います。込められた感情で意味合いが変わってくるのも日本語の特徴なので。
ガイジ
これの発症は2ちゃんねるだと考えられています。当時炎上していた人物のガールフレンドが、障害を持った児童相手にガイジとネット上に書き込んだのがきっかけだと。
そこからネット民の間で流行り、今では軽口なんかでも「お前ガイジかよ」なんて気兼ねなく言う人も増えていますが、どう考えても強烈な差別用語なので、普通に考えて発言はしないほうが良いです。
周りが言ってるし自分もなんて発言した結果、大炎上しかねないですし、そもそもあまりにも酷い差別用語なので気分の良いものではないという。
まとめ
最近耳にした、耳にすることのある差別用語を中心にまとめました。知らずに使うと最悪とんでもない大炎上になりかねませんし、この記事を読んだ人がすこしでもこの手の発言を控えてくれるなら幸いです。
最後に重ねて言います。
本記事の目的はどういった差別用語があるのか知り、それを使わないようにするための記事になっています。
特定の個人、国、人種、団体、性癖など、差別を助長する目的や内容ではないのでご了承ください。